101203020 ロストラグナロク編(失われた千年王国編) 第12章 リバースワールド 第3話 天上、鳴動 STAGE2
【ゼロ】 ううっ…
【兵士】 嘘だろ… こいつ、息があるぞ…
【兵士】 槍で磔にされてるんだぞっ とんでもない生命力だ 化け物かよ…
【ゼロ】 ぐぅっ…あの野郎…!
【ティバルト】 道を空けろ! 人間がいたというのは本当… こ、これはっ…
【エドガー】 そんなバカな…! 地震の前まで、ここに人など いなかったはずだ
【エドガー】 それにこの槍…ひょっとして 神器ロンギヌスじゃないか!?
【ティバルト】 神器は斬ル姫達とともに ユグドラシルで眠っているはず… そう歴史書にも書かれてあるのにっ
【エドガー】 これは…地上でとてつもないことが 起きているのかもしれない…
【ティバルト】 なあ、お前はどう考える? …どうした? この男に見覚えがあるのか?
選択肢:
- ゼロ…! → select_label_01へ
- どこかで見たような… → select_label_02へ
- いや、知らない → select_label_03へ
【ティバルト】 なあ、お前はどう考える? …どうした? この男に見覚えがあるのか?
select_label_01:
【エドガー】 ゼロ!? まさか彼は、歴史書に載っている キラーメイルなのかっ?
select_label_02:
【ティバルト】 俺も見覚えがあるような気がするが… 何かの本で見たのか?
select_label_03:
【ティバルト】 そうか どこかで見たような気もするんだがな
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【エドガー】 慎重に槍を抜いて手当をしよう まだ助かる可能性はあるっ
【ティバルト】 そうだな 救護班!救護班、急げ!
【ゼロ】 …………
【ティバルト】 気がついたか 運が良かったな 何とか一命は取り留めたぞ
【ゼロ】 …………ああ
【ティバルト】 まだ本調子じゃないだろうが 話を聞きたい こっちも異常事態に戸惑っていてね
【ゼロ】 もちろんだ 俺も急いで伝えなきゃならねぇ 俺が…終わっちまう前に…
【ティバルト】 まず、お前の名前を聞こうか それから地上で起きたことを――
【ゼロ】 俺のことなら、 そいつが知ってるだろう?
【ゼロ】 ティルフィングやアマネから 聞いているはずだ
【ゼロ】 そんなことより地上の話をさせろ! ティルフィングがユグドラシルを 斬ったんだ!
【ティバルト】 何だと!? どうしてそんなことをっ…
【ゼロ】 地底に潜んでやがったんだよ 神や悪魔よりまずい奴がなっ
【ゼロ】 そいつが斬ル姫を奪いやがった 世界を作り直すためだとか 抜かしやがったらしい!
【ティバルト】 にわかには信じがたい話だが… お前が天上世界まで来たことが 何よりの証拠だろうな
【ティバルト】 急いで王家や教皇に報告して 対策を練らなければっ
【ゼロ】 ああ、頼んだ…ぜ… ガハッ…!
【ティバルト】 おい、大丈夫か!?
【ゼロ】 そろそろ限界か… なあ、あんた 少し…頼みがある
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