101302031 ロストラグナロク編(失われた千年王国編) 第13章 トレジャーメモリー 第２話 光ある外へ STAGE3 戦闘前
【アルマス】 無理やり二人の記憶を引っ張り上げ ようとしたから失敗した…
【アルマス】 モラルタもベガルタも、心の奥では 解放されたがっていないんだ その理由を探らないとっ
【アルマス】 二人の心の深奥 彼女達を彼女達たらしめている 核心まで…潜る！
【アルマス】 うぐっ…！ そうよね…拒絶されるわよね
【アルマス】 誰だって、他人に自分の本質なんて 晒したくないものね
【アルマス】 でも、ごめんなさい モラルタ、ベガルタ 今回は踏み込ませてもらうわ
【アルマス】 あなた達のためなんて、 偉そうなことは言わない これは、私のワガママ
【アルマス】 一度、あなた達の闇を覗いて、 その心に触れてしまった私自身の ケジメよ！
【モラルタ】
あぐぅっ…！？
胸に…何かが…
うえええ…気持ち悪いっ…
【ベガルタ】
あぐぅっ…！？
胸に何かが…入ってくる！？
私の中に気持ち悪いのが…おええっ…
【アルマス】 うぐぅっ… 今のは…二人がキラーズを… でも、あれって元々、一つのものが…
【アルマス】 二つに別れて…双子に埋め込まれた ってこと…なのっ？
【アルマス】 近づいてる… 二人の本質に…近づいてる… もう少しよっ
【アルマス】 うううあああああああああ！ 届けぇぇぇっ！！
【魔獣】 グアアアアアアア！
【幻獣】 グルルルルルルルル！
【アルマス】 辿り着いた…！ って、ここは…
【ベガルタ】
お姉ちゃぁん…！
家が…家が燃えてるよぉっ…
【モラルタ】
それより走って！
お父さんの手を放しちゃダメだよっ
【モラルタ】
私もお母さんの手を放さないから…
大丈夫だよ、きっと…
【ベガルタ】
本当っ…？
本当に大丈夫なのっ…？
怖いよ、お姉ちゃん…
【モラルタ】
お父さんもお母さんも、私だって
いるんだから大丈夫！
ほら、しっかり走って！
【アルマス】 二人が両親と逃げている記憶… ここが…彼女達の本質…？
【魔獣】 グルルルルルルルルル！
【アルマス】 いけない！ とにかく、ここは二人の両親を 助けないとっ
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