101304031 ロストラグナロク編(失われた千年王国編) 第13章 トレジャーメモリー 第4話 響き渡る音色 STAGE3 戦闘前
【アルマス】 恐ろしい相手だったわね… 随分、自己評価が低かったけど
【マサムネ】 与一があれほどの使い手になって おったとは…いまだ無謀な鍛錬を 続けておるのだろうか…
【ティターニア】 すみません… 私が足を引っ張ってしまいましたね
【アルマス】 ティニは私を守ってくれたんだから ありがとう
【ティターニア】 まあ! アルマスが気遣ってくれるなんて
【アルマス】 だから、いつまでも子ども扱い しないでよーっ
【ベガルタ】 モラ、傷の具合はどう? 痛くない?
【モラルタ】 まだちょっと痛いけど、平気だよ それに、ちょっと嬉しいかも 私、普通に怪我してる
【モラルタ】 ちゃんと自分の痛みを 自分で感じられるって、いいな♪
【ベガルタ】 もうっ モラが射られたとき、 本当に怖かったんだからねっ
【アルマス】 双子もとりあえず大丈夫そうね
【マサムネ】 主君、ビフレストが見えてきた 伏兵が潜んでおるかもしれぬ 慎重に――
【フェイルノート】 あら、遅かったわね 待ちくたびれたわよ
【カシウス】 与一は己が使命を全うしてみせた ようね
【ティファレト】 たった一人でアルマス達を 足止めするなんて、大したものです
【アルマス】 三人とも、先回りしてたの!? 私がここを目指してるって、 どうして分かったのよ…
【フェイルノート】 考えるまでもないでしょう 地上を目の前にして引き返してくる 理由なんて、唯一つよ
【ティファレト】 『虹のふもとには何がある?』 ようやく思い出してくれたのですね…
【フェイルノート】 アレは私達四人で隠したもの 私達だって隠し場所は覚えているわ だから、待ち伏せていたの
【アルマス】 じゃあ、「宝物」もすでに…
【フェイルノート】 安心しなさい、アルマス ラストチャンスを用意してあげたわ
【フェイルノート】 「宝物」はまだ、ビフレストの中に 残されている 急げば手に入れられるでしょうね
【カシウス】 …………
【ティファレト】 ただし、そのためには私達を倒して 進むしかありませんけれど
【アルマス】 そう… だったら、やってみせるわ!
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