101305031 ロストラグナロク編(失われた千年王国編) 第13章 トレジャーメモリー 第5話 地上の守り手 STAGE3 戦闘前
数時間前――
【男性】 ああっ…お助け下さいオベロン様… このままハルモニアにいては 私達は殺されてしまいますっ
【男性】 ケイオスリオンも 似たような状況なんですっ 急に兵士が村に乗り込んできてっ…
【女性】 トレイセーマでも… 「お前達は存在自体が害悪なのだ」 と、言われたんですっ
【男性】 命からがら逃げてきました! ティルヘルムに入れてもらえなければ 追っ手に殺されます…!
【オベロン】 これは…何事だ…!? 各国の人々が必死の形相で ここまで逃げてくるとは…
【オベロン】 …もはや三国との条約などあって ないようなもの ここが最後の頼みの綱か…
【オベロン】 良かろう 全ての者達を受け入れる 早く結界の中に入るのだ!
【人々】 おおおおお! ありがとうございます、オベロン様!
【男性4】 た…助かった… これで…殺されずに済むっ…
【オベロン】 むう… 「大穴」の結界をティルフィングが 破壊して後
【オベロン】 しばらく地上は平穏であったが… やはり先程、地底から飛び出してきた 見慣れぬ斬ル姫が関係しておるのか
【妖精】 王様! 他国の軍がこちらに押し寄せてきて おりますっ
【オベロン】 やはり来たか… しかし、まだ避難が終わっておらぬ 幻想結界は使えぬな
【オベロン】 致し方あるまい! 人々を全てティルヘルムに入れるまで 戦うのみ!
【オベロン】 妖精の力を見せてくれよう
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