10181302 でんぱストーリー 解けた魔法
数日後—— 一人、丘の上に佇むでんぱ
しかし今日は、この前と 少し様子が違っていた
【でんぱ】 …あ…マスター
【でんぱ】 …え?…歌?
【でんぱ】 …………
【でんぱ】 魔法の時間… 終わっちゃったみたい…
選択肢:
- 一体、なにがあったの…? → select_label_01へ
- 元気…ないみたいだけど? → select_label_02へ
- いつもより…声が小さいね? → select_label_03へ
魔法の時間… 終わっちゃったみたい…
select_label_01:
【でんぱ】 今日も歌の練習してたんだけど…
select_label_02:
【でんぱ】 チカラが…前みたいに出ないの…
select_label_03:
【でんぱ】 やっぱり…そう思う…よね?
select_label_end:
悲しげな声で答える彼女
【でんぱ】 戦闘の連続で、 体を酷使してるのは 分かってた…
【でんぱ】 でも、戦っている キラープリンセス達…それに 戦いの世に生きている人たちに…
【でんぱ】 例え、ほんのひと時でも その辛さや、苦しさを 忘れさせてあげたくて…
【でんぱ】 うぅん…違う… ワタシ自身忘れたくて… 歌ってた…
【でんぱ】 でも…そろそろ限界なのかも… 体も…声も…
【でんぱ】 前みたいな…気持ちのいい声が… もう出せない…
【でんぱ】 魔法が…解けちゃったんだよ…
【でんぱ】 ねぇ…どうしよう、マスター… ワタシ、アイドルだよ…?
【でんぱ】 歌えなくなったら… どうやって生きていったらいいの…?
彼女の目には涙が光っていた…
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