10191204 カノンストーリー 『円卓の騎士』
あれから しばらくの時が経った
【カノン】 はぁ…はぁ…!
度重なる戦闘の日々 束の間の休息にも 剣を振る一人の少女が
【カノン】 はぁ…はぁ…!
【カノン】 はぁぁぁ…
【カノン】 疲れたーーーっ!
と、言ったかと思うと 大の字で大地に横たわる少女 カノン
【カノン】 あ、どうしたのマスター? …え?これ?
【カノン】 見て分かんないの? 寝てんの!
【カノン】 そ、修行してたんだけどね すんごい疲れちゃった!
【カノン】 修行積んだからって そんないきなり 強くなれるわけじゃないしね
【カノン】 休憩、休憩
【カノン】 …ん?どうしたの?
選択肢:
- 君って…そんなキャラだったっけ…? → select_label_01へ
- なんか…性格変わってない…? → select_label_02へ
- もっと…頑張り屋さんだったような… → select_label_03へ
…ん?どうしたの?
select_label_01:
【カノン】 なに?怠け者だって言いたいの!? 悪かったわね!
select_label_02:
【カノン】 なに言ってんの?昔からこうじゃん? 劣等生で…って誰が劣等生よ!
select_label_03:
【カノン】 頑張ってるっての!でも 出来ないんだから しょうがないじゃん!
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う~む、これがあのカノン…? 戸惑うマスター
ロードマスターと呼ばれ 騎士道を貫いた、あの…
【カノン】 ちょっと、なに言ってんのよ? 私がロードマスターになんか なれるわけないでしょッ!!
…!
もしかして、彼女の記憶が なんらかの影響で 変わってしまっている…?
よくよく思い起こしてみると 見た目も若返っているような… そう呟くマスター
【カノン】 もぅ~ なに、わけ分かんないこと ブツブツ言ってんのよ
【カノン】 変なマスター
【カノン】 でも…
【カノン】 一つだけ思い出したわ
【カノン】 ロードマスターなんて 遥か雲の上の存在だけど…
【カノン】 強さと共に 正義を信じ続ける強き心を持つ… それが聖教騎士だって!
【カノン】 それが… 誇り高き騎士の道だって!!
立ち上がり 剣を天に掲げる彼女
【カノン】 怠けてたら… みんなが笑って暮らせるような 世の中なんて創れないよね!
【カノン】 ごめんなさい、団長 約束は… 絶対に守りますから!!
【カノン】 はぁぁぁぁぁーーーーっ!!
彼女の振った剣が 大きな光を放つ
それは新奥義 『円卓の騎士』 開眼の瞬間だった
【カノン】 ふぅ なんかよく分かんないけど…
【カノン】 私の中には 色濃く流れてるみたい
【カノン】 聖教騎士の血が!!
【カノン】 だったら… 世界を変えて 光を灯さないとね♪
以前とは なにかが変わってしまった カノン
しかし 真っすぐに正義を見つめる目は ずっと変わらぬ輝きを放っていた
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