10191303 カノンストーリー 『エターナル・ブライト』
異族の群れと戦い続けるカノン
【カノン】 …くっ!この剣じゃ… もう持たないっ!
長時間に渡る激しい戦いで、 カノンの剣が刃こぼれを始めている
【カノン】 このままじゃ…!
【カノン】 私の力だけでは無理だわ! ねぇ、お願い! 隊のみんなを呼んで来て!!
【カノン】 あなたをこれ以上… 危険に晒すわけにはいかない!!
【カノン】 言ったでしょ、マスター? 大事なのは究極の慈愛の心を持つこと 私の事を思うのなら…走って!!
【カノン】 さあ、早く!! 行くのよ!! 世界に光を灯すために!!
彼女の迫力に押し出されるように、 マスターは仲間のキラープリンセスを 呼びに走った
【カノン】 とは言ったけど… マスターが帰ってくるまで… 本当に持つかな…?
【カノン】 行くわよ!! ハアァァァァァァッ!!
おびただしい数の異族を 斬り伏せて行くカノン しかし…
『…バキィィン!』
【カノン】 …! 剣が…折れ…っ! …うぐっ!
次第に異族の攻撃が 彼女を捉え始める
【カノン】 はぁ…はぁ…はぁ…! 団長…もしかしたら… もうすぐ会えるかも知れません…
やがて体力の限界で膝をつくカノン
【カノン】 もはや…ここまでなの…
【カノン】 …いや!破れない!! マスターとの… 約束は!!
【カノン】 マスターは… 絶対に帰ってくると言ってくれた!! 信じる限り…希望の光は消えない!!
【カノン】 うあぁぁーーーーーっ!!
光のオーラに包まれるカノン
【カノン】 信じる力で…世界を光で包み込む! くらえっ!! 『エターナル・ブライト』!!
彼女から放たれた光の剣に 異族たちは消滅した
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【カノン】 ぅぐ
【カノン】 …!! あれは…
だが、視線の先には、 また新たな異族の大群が 押し寄せてきていた
【カノン】 …ふ…ふふふ… やっぱり…
【カノン】 あなたを信じて良かったわ!!
危機一髪で駆けつけた仲間たち 力を合わせ、異族の群れを 倒してゆく
選択肢:
- 大丈夫だった!?カノン!! → select_label_01へ
- 遅くなってすまない!傷は!? → select_label_02へ
- 仲間が来たからには、もう大丈夫だ! → select_label_03へ
危機一髪で駆けつけた仲間たち 力を合わせ、異族の群れを 倒してゆく
select_label_01:
【カノン】 もちろんよ!あなたは必ず戻ってくる と思ってたから!!
select_label_02:
【カノン】 大した事ないわ…味方の応援が… 私に力をくれるから!
select_label_03:
【カノン】 そうね…仲間の救援が こんなにも嬉しいなんて…!
select_label_end:
【カノン】 そんなに謝らないで 傷は負ったけど…それ以上の 掛け替えのないものも手にしたから
【カノン】 それは… 人を想い、信じるという心
【カノン】 たとえバカと言われようと、 掛け値なしに人を信じ抜く… それって…
【カノン】 なにものにも勝る 武器になるんだと知った
【カノン】 その強力な武器が集まれば… きっと世界は変えられる 混沌とした世界を平和に導く…
【カノン】 “太陽”のような力になるわ!!
そう言い放った彼女の目は、 力強い光に満ち溢れていた
【カノン】 さぁ行きましょう! 世界を…変えに!!
傷ついた体を起こし、 彼女が戦う仲間の元に歩き出した
「世界を変え、光を灯す」… 己の騎士道を突き進むカノン そんな彼女をマスターも信じていた
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