10251104 ムラマサストーリー 『神速剣針乱舞』
数日後─
「積み木遊びでもやる?」と ムラマサを尋ねるマスター
【ムラマサ】
主君、姉が積み木遊びの中で、
新技を体得したことは
聞き及んでおりまする
【ムラマサ】
しかし、先日も申した通り…
拙者は拙者らしく…
新たなる技の研鑽に努めます
【ムラマサ】
このように!!
ものすごい速さで 組紐を編み上げる彼女
【ムラマサ】
新極意…『神速針剣乱舞』!!
開眼!!
言葉通り、彼女は 自分らしいやり方で 新しい奥義を体得していた
【ムラマサ】
主君、どうぞ
この組紐…差し上げます
【ムラマサ】
このムラマサ…
もう自信がないなどとは申しませぬ!
【ムラマサ】
大切な事に気づかせてくれた
主君の為…
これからも死力を尽くします!
選択肢:
- それにしても、奇遇だな → select_label_01へ
- こんなことってあるんだな → select_label_02へ
- もしかして通じ合ってんのかな → select_label_03へ
大切な事に気づかせてくれた 主君の為… これからも死力を尽くします!
select_label_01:
【ムラマサ】
え?
なにがでございますか?
select_label_02:
【ムラマサ】
…と、申されますと?
select_label_03:
【ムラマサ】
つ、通じ合ってる…とは?
select_label_end:
「これ、プレゼント」 と、マスターが彼女に何かを手渡す
【ムラマサ】
そんな…この前のお礼など…!
恐れ多き、お言葉にございます!!
【ムラマサ】
で、では…お言葉に甘えて…
包みを開けるムラマサ 次の瞬間…
【ムラマサ】
うわぁ~っ!
なに、これ~っ!?
【ムラマサ】
超カワイイ~ッ!!
【ムラマサ】
…………
【ムラマサ】
…あ!も、もとい!
全然いやじゃないし!
げに可愛きことなり!!
もう…なんだかよくわからないけど
【ムラマサ】
しかし…拙者のような者に…
こんなにも可愛らしき髪飾りを…
【ムラマサ】
これは…
一生の宝とさせて頂きます!
また目に涙を滲ませているムラマサ
【ムラマサ】
決めましたッ!!
拙者は…一生、主君の御側に仕え、
そのお命をお守り致します!
【ムラマサ】
だから、これからも…
よろしくお願い申し上げまする!!
主君!!
涙ながらに訴えかけてくる 彼女の瞳は、 とても純粋で力強かった
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