10252204 シユウ 『激励剣・鬼乃焔』
数日後─
森の中に、 ムラマサを訪ねるマスター すると…
【ムラマサ】 鬼火さん、また今日も 上手くできませんでした
彼女は鬼火と反省会を開いていた
【ムラマサ】 主君だけでなく、 あなた達にも元気づけてもらってる ほんと…情けない…
【鬼火】 だから言ったろ? 僕達は君自身だって 君が元気ないと、こっちも困るんだ
【ムラマサ】 うぅ~…でも…
選択肢:
- 誰と話しているの? → select_label_01へ
- なにやってるの? → select_label_02へ
- それ…なに? → select_label_03へ
うぅ~…でも…
select_label_01:
【ムラマサ】 きゃっ!!マ、マスター! おどかさないでください!!
select_label_02:
【ムラマサ】 きゃっ!!マ、マスター! なにって…べべべべ別に…!
select_label_03:
【ムラマサ】 きゃっ!!マ、マスター! こ、こここ…これは…その!
select_label_end:
【ムラマサ】 か、彼らは…鬼火さんと言って、 私の相談相手というか…!
【ムラマサ】 でも私の心から生まれてるから 私自身と言うか…!ごめんなさい、 わけ分かんないこと言って…!
つまり自分の心と相談し、 励まし合いながら、 少しずつ自信を付けてるってわけか
【ムラマサ】 …え?
【ムラマサ】 自分自身と…?
【鬼火】 ま、そういう事だね 自信が欲しいなら… ほら、意識を集中して
【ムラマサ】 う…うん
彼女の手から 大きな炎が巻き起こる
【ムラマサ】 …わぁ!
【鬼火】 解き放ってみて
その手で剣を振る彼女 大きな炎が、 空の彼方へと消えていった
【ムラマサ】 できた…新奥義…! 『激励剣・鬼乃焔』!!
自信は…いつだって 君の心の中にあるってわけだ
マスターが微笑む
【ムラマサ】 ……でも
【ムラマサ】 その自信を引き出して下さるのは… いつもあなたなのです、主君
【ムラマサ】 あなたの優しさが… 私を…強くして下さるのです!
【ムラマサ】 あなたに頂いた自信で… これからも… 自分を乗り越えていきます!!
そう宣言した彼女の瞳は、 炎のように燃え盛っていた
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