10281203 ダーインスレイヴ 『ギルティショット』
森の中を進み続ける ダーインスレイヴと マスター
2人はとうとう、 隣組のコースに 出てしまった
【ダーインスレイヴ】 …くっ! このままではきりがない…! なんとかしなければ…
心を痛める彼女 次の瞬間…!
【ダーインスレイヴ】 放て…最高の一打を!! いくぞ!
コースにティーを突き刺し、 その上にボールを置く
選択肢:
- ここでプレイしてる人が怒ってるよ! → select_label_01へ
- めちゃめちゃマナー違反だよ!! → select_label_02へ
- ルールは守ろうよ!! → select_label_03へ
コースにティーを突き刺し、 その上にボールを置く
select_label_01:
【ダーインスレイヴ】 百も承知…だが!
select_label_02:
【ダーインスレイヴ】 確かにその通り…だが!
select_label_03:
【ダーインスレイヴ】 詫びは入れる…だが!
select_label_end:
【ダーインスレイヴ】 それでも…今やらなければ ならないことがあるんだ!
【ダーインスレイヴ】 いくぞ!!
【ダーインスレイヴ】 ダー
【ダーインスレイヴ】 イン
【ダーインスレイヴ】 スレイヴ!!
『バキィィィィィッ!!』
【ダーインスレイヴ】 …!今の感覚…! 新奥義『ギルティショット』 開眼…!?
それは彼女が新たなる スキルに目覚めた瞬間だった
光を放ち飛んでいく打球 落ちた先で『パキィッ!』と なにかが砕ける音がした
【ダーインスレイヴ】 よし…ワンオンだ
音のした方角へ駆けて行く2人 そこには1匹のフェアリーがいた
【ダーインスレイヴ】 見ろ
【ダーインスレイヴ】 誰かが捨てた ゴミが足に絡まり、 怪我をしてしまったんだ
彼女の放った打球は、 フェアリーの足に絡みついていた ゴミを砕いていた
【ダーインスレイヴ】 可哀そうに…
そう言って、 フェアリーを抱きかかえる彼女
【ダーインスレイヴ】 だからイヤなんだ マナーやルールを守らない奴は
【ダーインスレイヴ】 どこかで 誰かが傷ついているということを まるで考えちゃいない
【ダーインスレイヴ】 …そう言いながら、 わたしも破ってしまったがな
迷惑を掛けた人たちに 詫びる彼女
【ダーインスレイヴ】 いい恰好をしても、 それが誰かを不快にする事もある…
【ダーインスレイヴ】 偉そうに言いはしたが、 結局、人は…
【ダーインスレイヴ】 自分のルールの中でしか 生きられないということか…
肩を落とす彼女に マスターが声を掛ける
それでも守りたかったんでしょ? 小さな命を… ルールやマナーを破ってでも
【ダーインスレイヴ】 …!そんなわたしを… おぬしは褒めてくれるのか…?
【ダーインスレイヴ】 …ふっ、ありがたい
【ダーインスレイヴ】 「情けないマスター」という言葉…
【ダーインスレイヴ】 取り消そう
【ダーインスレイヴ】 おぬしは誠… 心広き御仁だ
彼女の男前で爽やかな笑顔に、 惚れ惚れするマスターだった
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