10351201 5月シェキナー 愛があるから気にしない!
【ダモクレス】 ねぇ、マスター 一緒に遊ぼ! なにして遊ぶ~?
彼女の名前はダモクレス 最近、マスターの隊に 新しく入った姫だ
【ダモクレス】 そうだ! 木登りしよう、木登り! 楽しいよ~!!
と言ったかと思うと するするっと木に登っていく彼女
【ダモクレス】 あはははは! マスターも早くおいでよ~
天真爛漫…と言えば聞こえはいいが まだまだ幼さが残る 羞恥心もまだあまり無いようで…
【ダモクレス】 え?見えてる?
宙吊りになっていたため 衣服がめくれ上がっている
【ダモクレス】 あはははは!ほんとだ~! ぺろ~ん♪ あはははは!
【ダモクレス】 大丈夫!愛さえあれば問題ないよ~! あはははは~!
…と、楽しそうに笑い 気にした様子もない
マスターが、問題だらけだと くりかえし注意して ようやくダモクレスは服を直した
【ダモクレス】 ねぇ、ねぇ! マスターも早く登っておいでよ!
彼女に誘われ 童心に戻ったように 木に登るマスター
上の方の枝に座り、景色を眺める 「なかなか気持ちいいね」 と微笑むマスター
【ダモクレス】 でしょ? だから、大好きなんだ~ 木登り!
遠くの景色を見ている2人 そろそろ帰ろっか…と マスターが提案する
【ダモクレス】 うん!もうそろそろご飯の…
【ダモクレス】 …あ!
その時、足を滑らせ 木から落ちそうになる彼女
【ダモクレス】 …あれ、マスター?
【ダモクレス】 クレスのこと、助けてくれたの?
間一髪、マスターが 彼女の手を掴んでいた
【ダモクレス】 ありがとう
そう言ってくれるのかと思ったが…
【ダモクレス】 …クレスのこと どうして助けたの?
返ってきたのは、意外な言葉だった
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