110140211 ロストラグナロク編(失われた千年王国編) 第14章 ミッシング・ゴッド 第2話 動き出す者達-1 戦闘前
;//背景:大穴
【スイハ】
来たようですね
【エルキュール】
やっと戦えます!
いかなる困難も私の信念で打ち崩して
みせますよ!
【エルキュール】
さあ、“彼女”の理想に反する者達は
覚悟しなさい!
【フライシュッツ】
エルキュールちゃんだ~♪
は~い!お姉さんがハグして
あげるね~っ
【エルキュール】
やめなさい、フライシュッツ!
私には構わないでと、いつも言って
いるでしょうっ?
【フライシュッツ】
そうだったっけ~?
でも、わたしがハグしたいから、
するね~っ
【フライシュッツ】
わたし、エルキュールちゃんのこと
大大大好きだよ~♪
【エルキュール】
世界の救済に、そのような感情は
不要です
今すぐ捨てて下さい
【フライシュッツ】
そんな~…お姉さん、悲しいよ~
悲しいから、もっとハグするね~♪
【エルキュール】
やめなさいと言っているでしょう!
【スイハ】
二人とも相変わらずですね…
【グラーシーザ】
はんっ
やはり、おまえたちに正義の執行は
むりなようだ
【グラーシーザ】
あんしんしろ
あたしが極悪人どもを断罪し、
このせかいに正義をひろめてやる
【グラーシーザ】
かんしゃなどいらないぞ
子分のめんどうを見るくらい
あたしにはかんたんなことだ
【スイハ】
グラーシーザまで来たんですか…
私一人で十分だというのに
【グラーシーザ】
おい、おまえ
あたしをいらないと言ったな?
つまり、おまえは悪…断罪だなっ
【スイハ】
やると言うなら相手をしましょう
私は助けなど必要ありませんから
【ダモクレス】
二人とも、愛が足りないな~
クレス様がとびきりの愛を二人に
与えてあげるね!
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