110140310 ロストラグナロク編(失われた千年王国編) 第14章 ミッシング・ゴッド 第３話 総力戦-1
【フェイルノート】
つまり、アルマスを戦いから
遠ざけたいのね
【ティルフィング】
その予見がアルマスの死を意味して
いるのであれば…今、戦いに出るのは
危険かもしれません
【アルマス】 私は大丈夫だって言ったのよ！ それなのに、オベロン様がっ…
【オベロン】 アルマスを一人にさせるのは 戦場から遠ざけるためだけではない
【オベロン】 妖精結合は共鳴率が強化の鍵を握る そのことは先日、話した通りだが
【オベロン】 他者と繋がるというのは、 すなわち己を知るということでも あるのだ
【レーヴァテイン】
何それ…？
いい加減なこと…言わないでよ
【ティターニア】 いい加減ではありません 互いに繋がるというのは、 融合して一つになるのとは違います
【ティターニア】 自分と相手が違う存在であることを 理解し合うことです そして「違い」を受け入れる
【ティターニア】 その先にこそ真の繋がりが 生まれるのです
【オベロン】 他者と己は違う存在だと認識するには まず、己が何者であるかを 深く知らねばならぬ
【レーヴァテイン】
はぁ…そういう精神論は…
興味ないわ
【マサムネ】
そう無下にすることもあるまい
強き心が力を律する
武の理に適っているぞ
【フェイルノート】
理屈はどうでもいいわ
ようするにアルマスは戦力から
除外して考えればいい
【フェイルノート】
そういうことでしょ？
私の作戦に大した変更はないわ
【アルマス】 あっさり言われると、 何だかモヤッとするけどね…
【ティファレト】
アルマス…あなたの側にはいつも
主がいらっしゃって、
見守っておられます
【ティファレト】
何も恐れることはありませんからね
【カシウス】
終わりと始まり、死と生、
別離と出会いは全て輪廻の理に
記されているわ
【カシウス】
内と外が繋がるとき、あなたが
何処から来て何処へ行くのか、
真理の扉が開く
【アルマス】 …ようするに頑張れってことね しばらく任せたわよっ
【アルマス】 三国の軍も動いてるだろうし、 なるべく早く戻ってくるから！
【ティルフィング】
必ずティルヘルムは守り抜いて
みせます
【アルマス】 うん マスター、あなたもみんなのこと ちゃんと支えてよっ
選択肢:
- 任せてくれ → select_label_01へ
- 問題ない → select_label_01へ
- 約束するよ → select_label_01へ
うん マスター、あなたもみんなのこと ちゃんと支えてよっ
select_label_01:
【アルマス】 頼りにしてるから …って、何、言わせるのよっ
【ティターニア】 アルマス！？ 行ってしまいました…
【オベロン】 では、儂らは戦いの準備を――
【ギル】 おい、みんな！ 来たぞ！三国の連中が、来やがった！
【ソロモン】
予測より早いわねっ
グラウ、すぐに状況を確認して！
【フェイルノート】
焦ることはないわ
作戦通り、コマンドキラーズと
三国軍を切り離すわよ
【ティルフィング】
皆さん、
気を引き締めていきましょう
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