110160241 ロストラグナロク編(失われた千年王国編) 第16章 ネオ・ユートピア 第2話 不完全なる者達よ-4 戦闘前
【フェイルノート】 随分と余裕なのね 何か切り札でも握っているのかしら?
【ラグナロク】 探りを入れなくてもいい 私一人で十分対応できるから 慌てる必要がないだけよ
【レーヴァテイン】 ふうん…
【モラベガ】 なら、試してみるね! お姉さんっ
【ラグナロク】 あなたが密かに回り込んで 隙を窺っていたことも観測済み
【モラベガ】 へぇ~! お姉さん、アドリブも得意なんだねっ
【ラグナロク】 くだらない…
【レーヴァテイン】 ティル、私達も…!
【ティルフィング】 はい!
【カシウス】 逸る馬は足元の石に蹴躓くわ 世界の有り様を捉えるべき
【レーヴァテイン】 どういう意味…?
【アルマス】 動く前に周りを良く見ろって 言いたいみたいよ!
【ティファレト】 モラベガ、下がってください!
【モラベガ】 ひゃあっ!
【ティターニア】 何もない空間から 魔物達が現れましたっ…
【フェイルノート】 驚くこともないでしょう そのくらいできて当然よ
【フェイルノート】 さっきから気になっていたのだけれど 部屋の中央に浮いている球体、 怪しすぎるわ
【フェイルノート】 あれが、ここの核じゃないかしら?
【アルマス】 あれで色々、操ってるってこと? だったら、破壊すれば!
【モラベガ】 任せて、アルマス! 巻きで行くよ!
【ラグナロク】 無駄なことを…
【モラベガ】 あれっ…? 手応えが…ないよっ…?
【ラグナロク】 確かに、その球体が操作装置だ すでに私の手中にある
【ラグナロク】 球体が浮いているように見えるのは そう認識させているに過ぎない あなた達には触れられないわ
【アルマス】 さすがにモニュメントのときの ようにはいかないみたいね
【フェイルノート】 何の問題もないわ ラグナロク一人を倒せば良いことに 変わりはない
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