1320101 天上編 第3章 マスターの条件 第2話 錯乱の契機 バトル開始前の会話
【ディーン】 チッ…どこまで手間かけさせんだよ? さっさとくたばればいいものを…
【デュリン】 …あの子が暴走するのも頷けるわね
【ディーン】 あ…?
【デュリン】 アンタも、覚えときなさいよ?
【デュリン】 キラープリンセスが 狂気に陥らないように監督するのも、 マスターの仕事なのよ
【ディーン】 …嫌味な言い方しやがるな、 このペチャパイ
【デュリン】 ぺ…!? あ、アンタねぇっ! だ、だだ誰がペチャパイよっ!!
【ディーン】 前兆がありゃ、対処してたっつーの! 別に悩んでたわけでも、 敵がいたわけでも無ぇ…
【ディーン】 いきなりイカレ始めたのに、 どうしろっつーんだよ?
【ティルフィング】 一人で暴走したってことですか? 異族との戦闘で 感情が昂ぶったわけではなく?
【ディーン】 そう! そうなんだよ、ティルフィング!
【ディーン】 ロンギヌスは、 先行して歩いてたんだけどさ、 異族と闘ったような形跡も…
【ディーン】 …ん…何か、 いい匂いすんな、お前?
【トト】 おい!! キル姫は道具なんじゃないのかよ!
【ディーン】 うっせーっ!! ティルフィングは特別だって 言ってんだろ!?
【ティルフィング】 それで…?
【ディーン】 うん? だからさ…平原でうずくまってて… いきなり暴走し始めたんだよ
【ディーン】 悩みでもあったんなら、 わかるんだけど…
【ティルフィング】 いきなり暴走し始めた… 前兆も無く、たった一人で…?
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