1330302 天上編 第3章 マスターの条件 第3話 カミノツカイ バトル開始前の会話
【ディーン】 なんでだよ?勘違いじゃねぇのか? ロンギヌスはこのガキと 面識なんてねぇはずだぜ?
【デュリン】 “賢者の石”の首飾りで 寄せ付けないようにしているけど…
【デュリン】 トトは“天使”を見て以来、 異族に追われてるのよ
【ディーン】 は? なんだ、それ!?
【デュリン】 首飾りを手放した途端、 ロンギヌスは襲ってきた…
【デュリン】 異族につけ狙われているのと、 理由は同じかもしれない… なんなのよ、天使って…
【ディーン】 おいおい、ちょっと待てよ? まさか本気で“天使”なんてモンが いると思ってんじゃねぇだろうな?
【デュリン】 当たり前でしょ! だからワケがわかんないんじゃない…
【デュリン】 ともかく、 ナパルから貰った首飾り… しっかり握ってて!
【トト】 う、うん!
【ディーン】 “ナパル”…?
【ディーン】 ナパルって… あの“悪魔の子”ナパルのことじゃ ねぇだろうな?
【トト】 悪魔の子なんかじゃない!! 祀官様を悪く言うな!!
【デュリン】 トト、落ち着いて。
【デュリン】 …アンタもさっき話してたでしょ? 異族を呼び寄せる、 エゼル村の少年の話…
【ディーン】 天使を見たってホラ吹き回ってて… あげく、天国に連れて行かれた “悪魔の子”の話だろ?
【デュリン】 そう
【ディーン】 ハッハッハ!! おいおい、よしてくれよ… “天使”の次は“悪魔の子”かよ!?
【デュリン】 信じようが信じまいが勝手だけど… ナパルのことを悪く言わないで。 彼は、トトの恩人なの
【ディーン】 …はぁ?
【デュリン】 尾ひれがついて おとぎ話みたいになってるけど、 あれは実話よ
【デュリン】 …トトも、ナパルと一緒なの。 天使を見たせいで、 異族に追われてるのよ
【ディーン】 お、おい、ちょっと待てよ… お前、本気で言ってんのか!?
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