1340101 天上編 第3章 マスターの条件 第4話 処分 バトル開始前の会話
【トト】 あ、あのさ…
【ディーン】 …なんだ、クソガキ? 一休みだって言ってんだろ?
【トト】 グ…! …そ、その…さっき …助けてくれたんだよね?
【ディーン】 あ…?
【トト】 その…さっき、 ロンギヌスが僕に向かって来た時… キル姫たちに指示して…
【ディーン】 …なんだ? 礼でも言いに来たのかよ?
【トト】 う…う、うん …その…あ、ありが…
【ディーン】 “わざわざ”助けてやったんだ、 金にもならねぇクソガキを… なんでか解るか?
【トト】 …グ…っ! わ、わかんないよ!!
【ディーン】 チッ、仕方ねぇな …教会本部に、報告させるためだ
【トト】 ラグナロクの教会本部に…? ディーンにお礼を 言うんじゃなくて…?
【ディーン】 俺に言ってどうすんだ、バカ おい、新人マスター…
【ディーン】 “ディーン様に助けられました”って ちゃんと教会本部に伝えろよ? でなきゃ評価に繋がらねぇんだからな
【トト】 評価…?
【ディーン】 ホント、バカだな 評価が上がれば出世に繋がる… 王都への道が開けんだろ?
【トト】 出世のために、助けたってこと!?
【ディーン】 ほかにお前を助ける理由が どこにあるんだ?
【ディーン】 教会本部への報告… くれぐれも忘れんなよ、新人くん?
【トト】 クっ…!
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