1351003 天上編 第3章 マスターの条件 第5話 マスターの条件 バトル終了後の会話
【ダグダ】 さようなら、ロンギヌス…
【レーヴァテイン】 あなたの魂は… いつまでも私たちと共にある…
【トト】 えっ!? き、消えた…!?
【デュリン】 肉体は消え、その武器だけが残る… それがキラープリンセスの最期なの
【ディーン】 チッ、ようやくか… 最後まで粘りやがって
【ディーン】 時間の無駄だ、 とっととそこらに墓標を立てんぞ
【ディーン】 …なぁ、ティルフィング …コイツの後釜にマジで来ねぇ? 優遇するぜ?
【ティルフィング】 …いい加減にしてください
【ティルフィング】 ロンギヌスは…最期の瞬間まで、 アナタのことを 気にかけていたんですよ…?
【ディーン】 …それがなんだってんだよ? …うぜぇだけだっつーの
【ティルフィング】 そんな!! 彼女だって暴走したかったわけじゃ ないんですよ!?
【ディーン】 知るかよ…暴走したヤツが悪いんだ んなこと、 いちいち気にしてられねぇよ
【ティルフィング】 ひどい…っ! どうして彼女の想いを 理解しようとしないんですか!?
【ティルフィング】 アナタに、 感情は無いんですか!?
【ディーン】 …うっせーな …辛く無いわけねぇだろっ!!!
【ティルフィング】 …え…!?
【ディーン】 …黙っててくれよ、ティルフィング …お前ら、墓標を立てに行くぞ
【トト】 …アイツ…泣いてた?
【ティルフィング】 …ディーン隊の キラープリンセス達に 話を聞いてきました
【ティルフィング】 ロンギヌスは、 ディーンが初めて出逢った キラープリンセス…
【ティルフィング】 隊の中でも特別な存在だったって…
【デュリン】 …情は迷いを生み、命取りになる 王都に辿り着くまで、 一切の情を捨てるって…
【デュリン】 ロンギヌスと約束してたらしいわね
【ティルフィング】 はい…ディーンの辛さに 気付けなかった自分が情けなくて…
【ティルフィング】 それで…彼は?
【トト】 ロンギヌスのお墓の前にいるよ
【ディーン】 …んだよ? 何か言いに来たのかよ、新人?
【ディーン】 …勘違いすんなよな 俺はただ…これからの隊の編成を、 考えてただけなんだからよ
【ディーン】 …………
【ディーン】 おい、新人… マスターに最も必要な条件… それがなにかわかるか?
【ディーン】 苦楽を共にしたヤツらが暴走した時… 躊躇なく手を下せるかどうかだ
【ディーン】 もしティルフィングが暴走したら… お前はためらいなく、 斬り捨てることが出来るか?
選択肢:
- 情は捨てられない…それが人間だろ? → select_label_01へ
- 苦しまないはずがない…お前と同じだ → select_label_02へ
もしティルフィングが暴走したら… お前はためらいなく、 斬り捨てることが出来るか?
select_label_01:
【ディーン】 チッ、わかったようなことを 言いやがって…
select_label_02:
【ディーン】 …チッ、新米のお前に、 なにがわかるっつーんだよ?
select_label_end:
【ディーン】 ロンギヌスが聞いてたら、 “マスター失格だ”って、 鼻で笑われるぜ…でもよ…
【ディーン】 でもよ…そう簡単に、 斬り捨てらんねぇよなぁ…?
【デュリン】 …どうしたのよアンタ、 神妙な顔して?
【ティルフィング】 さっきの質問を考えてるんですね…? 大丈夫です…マスター、 悩むことなんてありません
【ティルフィング】 彼とロンギヌスが教えてくれました… もし、私が暴走したら…その時は、 迷わず消してください
【ティルフィング】 マスターの手にかかれるなら… 私は幸せですから
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