1430101 天上編 第4章 星追い人 第3話 学者さま バトル開始前の会話
【ディーン】 日が…暮れてきたな… 早くしないと、夜になっちまうぜ?
【ティルフィング】 急いだ方がいいですね …それより、あのお爺さん
【ティルフィング】 …村の人たちから “学者さま”って 呼ばれてましたね
【ティルフィング】 まさか、天文学の …凄い先生だったなんて
【デュリン】 そう名乗ってるだけ… かもしれないけどね?
【ティルフィング】 え? どうして、そう思うの…?
【ディーン】 本物の天文学者なら、 学術の都…王都で研究すべきだろ?
【ディーン】 わざわざ耕民区なんかに 留まってる学者なんて、 聞いたことも無ぇ…
【デュリン】 同感だわ しっかし…あの爺さん、 どこまで行ったのよ!?
【デュリン】 あのヨタヨタ歩きなら、 そろそろ追いついていい頃なのに…
【デュリン】 ティルフィング、 どこかに倒れてない!?
【ティルフィング】 まだ…視界には入らないわ 思いのほか、 速いスピードで移動しているのかも…
【学者さま】 喝ーっ!!!!!
【ディーン】 ヒッ!? あ、足元から…!?
【学者さま】 ピーチクパーチクピーチクパーチク… ワシの眠りを妨げる気か!?
【ティルフィング】 こんな穴倉に…!? と、ともかく、学者さま! 探してたんです!
【学者さま】 黙れ、スラッとした異族めが!! む…? あそこにいるのはキル姫か…おーい!
【ディーン】 バッ…!? あっちにいるのが異族だっての! お前ら、迎撃態勢だ!!
【デュリン】 ったく…この爺さんの目、 どうなってんのよ!? ガードして、ティルフィング!
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