1530702 天上編 第5章 寡黙な番人 第3話 裏切りと失踪 バトル終了後の会話
【ティルフィング】 うそっ!? また…スピードが上がった!?
【デュリン】 ティルフィング! 大丈夫!?
【ティルフィング】 ええ…ごめんなさい、 逃げられてしまって …そっちは、なにか思いついた?
【デュリン】 ダメ。この人も、 アイデア出さないし…アンタ、 マスターとしての自覚あんの?
【ティルフィング】 …トトを置いていくって選択肢は、 なしですからね?
【デュリン】 ぶっちゃけ、 そうしたいとこだけどね…
【デュリン】 トトがただの民間人じゃなければ、 まだ可能性があるんだけど…
【ティルフィング】 …どういう意味?
【デュリン】 例えば…王都に招かれてるとか、 人民区の教会に呼ばれてるとか…
【デュリン】 壁の内部から 求められてる人間だったら、 話が早いんだけどさ…
【ティルフィング】 それは…
【デュリン】 わかってるわよ だから、方法は一つしかないわ
【ティルフィング】 やはり、 オルトさんを説得するしかない…
【デュリン】 これといった策もないし、 巡視兵団には 気をつけなきゃなんないし…
【デュリン】 ったく、 ここまで面倒なことになるとはね…
【デュリン】 …で、その手間のかかるガキは どこにいるのよ?
【ティルフィング】 え…? デュリンと一緒にいたんじゃないの?
【デュリン】 はあ…? なに言ってんのよ、 アンタが連れて…ないの!?
【ティルフィング】 トト…!? まさか!?
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