1531003 天上編 第5章 寡黙な番人 第3話 裏切りと失踪 バトル終了後の会話
【ティルフィング】 っ…ぅ! 異族が次から次へと…!
【デュリン】 トトが姿を消して、およそ2時間… ここまで探していないとなると…
【ティルフィング】 やめて! 縁起でもないことを言わないで!
【デュリン】 これだけ異族が出没してんのよ? 子供がひとり、 無事でいると考えるほうが…
【ティルフィング】 いい加減にして!! どうしていつも、 そんなことを言うのよ!
【デュリン】 アタシは事実を言ってんの 冷静に現状を見つめなければ、 適切な対処法は見つけられないわ
【ティルフィング】 …デュリンは …トトを置いていきたいの?
【デュリン】 …この状況を鑑みれば、 それが一番ベストな対処法よね
【ティルフィング】 客観的な意見じゃなくて! 私はアナタの気持ちを聞いてるの!
【ティルフィング】 連れて行きたくないなら、 ハッキリそう言えば…
【デュリン】 っ…バカじゃないの? …連れて行きたいに …決まってんじゃん
【ティルフィング】 え…?
【デュリン】 あ…ち、違うわよ!?
【デュリン】 ディーンも消えた上に、 あのガキまでいなくなったんじゃ… 振り出しに戻るみたいでしょ!?
【デュリン】 今までの時間が 全部無駄になるのがイヤなだけよ
【ティルフィング】 デュリン…
【デュリン】 その熱い眼差し、やめなさいよ… ともかく時間がない、 早く見つけ出さなきゃ…
【ティルフィング】 学者さまに分けたおかげで、 トトの賢者の石は効力が薄れてる… 急がないと!
【デュリン】 あ…っ! 待って…それだわ!
【ティルフィング】 …どれ?
【デュリン】 異族の気配が集まっているところ… そこにトトはいる! …感じ取って!
【ティルフィング】 …っ!!
【トト】 はぁ…はぁ…っ! 来るなよ!来るなって…っ! っ…うわぁーっ!!!
【ティルフィング】 っ!!
【トト】 え…!? ティ、ティルフィング!?
【ティルフィング】 マスター! デュリン!トトをお願い! …行きます!!
【デュリン】 よりによって、あの変異種! ティルフィング、 深追いはしないで!!
【トト】 デュリン! どうして…!?
【デュリン】 ったく… 頭が悪いことは知ってたけど、 ここまでバカだとは思わなかったわ
【トト】 え…?
【デュリン】 ティルフィング、 無茶苦茶怒ってたからね…
【デュリン】 異族の次に斬り刻まれるのは、 アンタかもよ? …ねぇ?
選択肢:
- デュリン、俺達は作戦を練り直すぞ → select_label_01へ
- トトはティルフィングに任せよう → select_label_02へ
異族の次に斬り刻まれるのは、 アンタかもよ? …ねぇ?
select_label_01:
【デュリン】 時間がないもんね …ほら、ティルフィングが戻ってきた 覚悟しなさい
select_label_02:
【デュリン】 誰かさんのせいで、 時間を大幅にロスしたからね… → select_label_endへ
【デュリン】 速いとこ、作戦を練らないと …ほら、ティルフィングが戻ってきた 覚悟しなさい
select_label_end:
【トト】 え…!? あ…ちょ、ちょっと!
【ティルフィング】 はぁ…はぁ…マスター、すみません… また、取り逃がしてしまいました…
【デュリン】 仕方ないわ とりあえずは、 被害がなかっただけ良しとしましょう
【トト】 ティ、ティルフィング! あ、あの…
【トト】 あの…ご、ごめん… なにも言わずに…これじゃ… ディーンと同じだよね…
【ティルフィング】 …………
【トト】 …僕がいなければ、 問題はないんでしょ?
【トト】 もう…みんなに… 迷惑かけたくないんだ…
【ティルフィング】 …………
【トト】 …祀官様との約束を 気にしてるんだよね?
【トト】 もういいよ、ティルフィング… 爺ちゃんの目を治すことだけに、 専念して…
【トト】 痛…っ! …ティ、ティルフィング?
【ティルフィング】 なんて…バカな子なの? 約束のためなんかじゃないわ…
【トト】 え…?
【トト】 ティル…フィング…!
【ティルフィング】 アナタはもう、私達の仲間なの!! もう二度と… 一人で勝手に消えたりしないで!!!
【トト】 …ご、ごめん! ごめんよ、ティルフィング…っ!! グス…う…うわぁーっ!!!
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