1540302 天上編 第５章 寡黙な番人 第４話 潜入 バトル終了後の会話
【ティルフィング】
つまり…オルトさんが、
耕民区側に住んでると
思い込んでたってこと？
【デュリン】
だって、この人が…っ！
…なに、関係ないって顔してんのよ？
そもそも、アンタが…っ！
【ティルフィング】
ちょ、ちょっと…マスター！
デュリン！
ケンカしてる場合じゃないでしょ！？
【デュリン】
だって
“オルトが出てくるのを待ち伏せる”
って、コイツが言いだしたのよ！？
【デュリン】
それをなにさ…
“自分は言ってません”
みたいな顔しちゃってさ…
【トト】
普通、人民区に住んでる
って考えそうだけど…
【デュリン】
シャラップ！！
考え抜いたすえに一周回って、
凡ミスを犯すことだってあんの！
【ティルフィング】
もう…
まだ、オルトさんが
耕民区に住んでる可能性だって…
【デュリン】
どこの世界に異族だらけの
耕民区でわざわざ住む
物好きがいるのよ！？
【トト】
学者さま
【デュリン】
黙れ、クソガキっ！！
【トト】
ぐわっ！！
【ティルフィング】
もう！私もできることは
なんだってするから！
一緒に考えましょう！
【デュリン】
うるさいわね！
アンタにできるのは…ん？
できること…？…言ったわね？
【ティルフィング】
え…？
【デュリン】
ピンときたわよ…
アンタにできること
やってもらおうじゃないの！
【ティルフィング】
…！？
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