1650102 天上編 第6章 災厄を招く使者 第5話 リベリオン 自軍ユニット配置直後の会話
【ダグダ】 マスター! こっちにもあるよぉ! 蹄の跡ぉ!!
【レーヴァテイン】 痕跡から見て、 さして時間は経っていない… 王立軍に近付いているわ
【ディーン】 よーし…! その調子で、 ガンガン痕跡を追ってくれ!
【トト】 ねぇ…エドガーさんとカルロさんの 隊にも、来てもらったほうが 良かったんじゃないの?
【ディーン】 あのなぁ…ぞろぞろと行ったって、 異族どもの的になるだけだろうが?
【ティルフィング】 それに…彼らまで来てしまうと、 キトゥリス市場街の防備が 手薄になるでしょ?
【デュリン】 それ以前の問題よ
【デュリン】 アタシ達の思いつきに、彼らを 巻き込むわけにはいかないでしょ? …コイツみたいに
【ディーン】 あ?
【デュリン】 アンタも、 付き合う必要はなかったのに… 本当にいいの…アンタ達?
【ディーン】 なにを今さら… くだらねぇ気を回すな
【ディーン】 そもそも、 市場街に閉じ込められて 退屈してたところだったんだ
【デュリン】 そういう意味じゃないわよ …ちょっと、耳貸して
【ディーン】 は…?
【マサムネ】 …………
【デュリン】 …わかってんの?
【デュリン】 もし、これがあの黒奏官の謀り だとしたら…作戦終了後にアンタ達も 消されるかもしれないのよ?
【ディーン】 チッ…それが くだらねぇ気遣いだって言ってんだよ
【ディーン】 たとえ、そうなる可能性が あろうとな…ワケのわからんままに、 仲間を失うよりはマシだ
【ディーン】 …それに…あの黒奏官の思惑を、 探る必要もあるしな…
【デュリン】 え…?
【ディーン】 …俺が、人捜しのために 王都に向かっていることは 知ってるだろ?
【ディーン】 そのヒントを、 アイツが握っているかもしれねぇ…
【ディーン】 …後ろ暗いことに詳しいもんな、 おたくの大将は!
【デュリン】 ちょ、ちょっと…! よしなさいよ!
【マサムネ】 …………
【デュリン】 ったく… …誰なのよ、 アンタが探している人間って?
【ディーン】 …別に…たいした話じゃねぇよ さぁ!ペースを上げていこうぜ!
【デュリン】 …………
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