1650302 天上編 第6章 災厄を招く使者 第5話 リベリオン 自軍ユニット配置直後の会話
【異族】 グギャ…! グギャギャギャ…!
【子供】 …えーん…! …ヒック…ヒック…うあーん…!!
【母親】 ダ、ダメ…!やめて!! お願い、その子だけは…!!
【異族】 グギャ…!グガギャギャ…!!
【母親】 どうして…!? どうして、こんなことに…!?
【母親】 神様…どうか、ご慈悲を…!! この命を差し出しますから… どうか、その子だけは…!!
【異族】 グギャギャギャギャギャーッ!!!!
【母親】 イ…イヤーッ!!!!
【???】 …容易に、命など差し出すな …お前が死んだら、 誰がその子を守るんだ?
【母親】 え…?
【異族】 グ…!…グ…ギ…ガ…
【母親】 ヒ…ヒィッ…!!
【???】 神ではないが…少なくとも、 俺には悲痛なる叫びが届いた 決して希望を棄てるな
【母親】 ア、アナタは…“英雄” ティバルト団長!?あ、あの… な、なんて言ったらいいか…!
【ティバルト】 礼などいい… 早く、子供を抱き上げてやれ
【母親】 は、はい…! …ありがとうございます!!
【ティバルト】 …これより、我が第1師団が 異族どもを完全に駆逐する!!
【ティバルト】 不安に思うことはない… 希望を胸に耐えるんだ!!!
【ティバルト】 …いいか、お前たち? 30分でケリをつける… ただの一匹も取り逃がすな。…行け!
【兵士】 ハッ…!
【ティバルト】 漆黒に塗りつぶされた太陽か… まったく、嫌な空だ
【兵士】 ティバルト団長!! 本部から、伝令が入りました!!
【ティバルト】 …本部から…?
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