1740102 天上編 第7章 崩れゆく虚像 第4話 人口調整 自軍ユニット配置直後の会話
【カルロ】 ハァ…ハァ… 大丈夫か、お嬢さん… ウグッ…!
【レン】 ちょっ…! 無理しないで!
【カルロ】 な、なんのこれしき…! しかし…我が娘達が、 これほどまでに追い込まれるとは…
【???】 …ボクらをそこらの部隊と 一緒にしてもらっては困るな
【レン】 !?
【パラシュ】 我々の任務は暗殺…
【パラシュ】 一切の情を棄てて 対象の息の根を 完全に止めるのが仕事だ
【パラシュ】 それが キラープリンセスであろうとね…
【パラシュ】 力の差が理解できるだろ?
【カルロ】 …痛々しい限りだな
【パラシュ】 …なに?
【カルロ】 ならばあの時… なぜ私にエドガー君の窮状を 伝えたのだ?
【カルロ】 情を棄て去っていたなら 彼を見殺しにしたはずではないか?
【パラシュ】 …!
【レン】 …なんの話?
【カルロ】 …昔の話だ この斧使いちゃんとは 以前、顔を合わせたことがあるんだよ
【カルロ】 …どんなに自らを律そうと 情を棄てるなんてできはしない 君自身、それがわかっているはずだ
【パラシュ】 …その甘さを棄てなければならない マスターの信頼を裏切らぬためには
【レン】 え…?
【パラシュ】 不完全な自分を、ここで断ち切る… お前達の命と引き換えに!!
【カルロ】 クッ…!? よせ!
【パラシュ】 なに…!?
【???】 熱くなって 俺達の接近に気づかないとは…
【???】 黒奏官のキラープリンセスでも そんなことがあるんだな
【ディーン】 よう、バカ女… 思ったより、元気そうだな
【レン】 アンタ…!
【エドガー】 カルロさん、大丈夫ですか?
【カルロ】 危ないところだった… これで、貸し借りはなしだな
【エドガー】 いえ… むしろ、状況を 悪化させただけかもしれません
【カルロ】 なに…?
【マサムネ】 パラシュ… なにを手間取っている
【パラシュ】 マサムネ…!
【レン】 挟まれた…!? ちょっと、どうすんのよ!?
【ディーン】 待てよ…お前… レーヴァテインはどうした!?
【マサムネ】 どうした…? 拙者がここにいることが すべての答えだろう?
【ディーン】 …! テメェ…!
【エドガー】 熱くなるな! 地下に逃げるぞ!
【レン】 地下…?
【エドガー】 そこに地下水路の入り口がある!! 早く、中へ…!
【ディーン】 チッ…! 来い、バカ女!!
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