1750202 天上編 第7章 崩れゆく虚像 第5話 崩れゆく美しき世界 自軍ユニット配置直後の会話
【エドガー】 カルロさんは負傷している… 彼らだけで大丈夫だろうか…?
【ディーン】 黒奏官はもういない 異族の相手だけなら なんとかなるだろ
【デュリン】 それに… すべての騒動はこの人が元凶だもの
【デュリン】 この人がこっちにいる限り 市場街は普段通りよ
【リベリオン】 まったく… 無茶苦茶な言い方をしやがるな
【ディーン】 それより… コイツらを 連れて来てよかったのかよ?
【ディーン】 市場街に残したほうが…
【レン】 ハァ!?
【レン】 父さんの死の真相を知るためにも アタシは王都に 行かなきゃなんないの!!
【トト】 僕だってノーブル教授に 暦を渡さなくちゃならないんだ!! 今さらなにを言われたって…
【ディーン】 ああ、もう… わかったわかった!
【リベリオン】 …やれやれ
【ティルフィング】 …あの、 さっきの言葉は どういう意味なんでしょう?
【リベリオン】 ん…?
【ティルフィング】 “俺に残された時間は 限られている” って…
【リベリオン】 …蝕が明けちまったからな 俺にはタイムリミットがあるんだよ
【リベリオン】 …時間切れになりゃあ 俺は消失しちまうんだ
【ティルフィング】 え…!?
【リベリオン】 そうだな… 時間切れとなった時のために、 お前には伝えておいたほうがいいな
【ティルフィング】 な、なにをですか…?
【リベリオン】 この世界の歴史… そして、お前の出自についてだ
【リベリオン】 もしも、俺の時間が切れたなら… ティルフィング、 お前がすべてを見届けるんだ
【リベリオン】 “運命の子”としてな
【ティルフィング】 え…!?
【ティバルト】 …ヤツらがここを訪れたのは 確かなのか?
【兵士A】 はい
【兵士A】 街の守護に当たっている奏官は 否定していましたが、 複数の市民が目撃しておりました
【ティバルト】 …こんなところで ヤツらはいったい なにをしていたんだ?
【兵士B】 団長! よろしいでしょうか? お伝えしたいことが…
【ティバルト】 …! リベリオンの痕跡か?
【兵士B】 いえ…そうではないのですが、 どうにも不可解なものが…
【兵士B】 その…この先の壁に 穴が開いておりまして…
【ティバルト】 穴…?
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