1750602 天上編 第7章 崩れゆく虚像 第5話 崩れゆく美しき世界 自軍ユニット配置直後の会話
【デュリン】 そ、そんなバカな…!? アンタ、なにを言ってんのよ!?
【デュリン】 ティルフィングが 神と人間の間に 生まれた子だって言うの!?
【リベリオン】 そうだ
【リベリオン】 それゆえ… ティルフィングは “運命の子”と呼ばれているんだ
【ディーン】 んなバカな…!? おい、ティルフィングも なんとか言えよ!
【ティルフィング】 …今の話は 真実なんですか…?
【デュリン】 ティルフィング…!?
【リベリオン】 …ああ
【リベリオン】 すべては俺の住む世界にいる頃に 聞かされた話だ…
【リベリオン】 お前自身にな
【ティルフィング】 …!
【デュリン】 ちょ、ちょっと待ちなさいよ!
【デュリン】 だ、大体、考えてもみてよ!? その女神さまの話は、 いつの時代のことなのよ…
【デュリン】 聞いてるかぎりでも 何百年も前の話でしょ!?
【デュリン】 このティルフィングが その女神の娘なわけが ないじゃない!!
【リベリオン】 いいや、 彼女は間違いなく エイレーネの娘だ
【リベリオン】 ここと俺の住む世界とじゃ 時間の流れ方が違うんだよ
【デュリン】 は…?
【リベリオン】 俺達の世界の1年は… このラグナ大陸の時間に換算すると 何百年…
【リベリオン】 ヘタすれば何千年にも 相当するようだ
【デュリン】 は…!? なにそれ… つまり、どういうこと!?
【リベリオン】 すべては 王都に乗り込んでから 説明してやる
【デュリン】 はぁ!?
【デュリン】 ちょっと、 いい加減にしなさいよ!? そんな話が信じられるわけ…
【ティルフィング】 …王都に行けば、 すべてがわかるんですね?
【デュリン】 ティルフィング…!?
【ティルフィング】 デュリン、 私は知りたいの…
【ティルフィング】 記憶から消えた真実を 忘れ去ってしまった、 私の本当の使命を
【デュリン】 …アンタ
【リベリオン】 …なに、それほど先の話じゃない あの壁を越えたらすぐだろ
【ティルフィング】 え…?
【ディーン】 …! 出た…!
【ティルフィング】 あれが…内壁…!
【リベリオン】 ラッキーだな… 俺達の探し求める男も この近くにいるようだ
【エドガー】 え…?
【リベリオン】 見ろよ、あそこを… お出迎えだぜ
【ディーン】 マサムネ…!?
【リベリオン】 労せずに答えを教えてくれたな アイツは俺が片付ける お前らは…
【ティルフィング】 …待ってください! 私に行かせてください!
【リベリオン】 なに…?
【ティルフィング】 …王都へは、 自らの力で乗り越えて いかなきゃいけない…
【ティルフィング】 そんな気がするんです
【デュリン】 ティルフィング…
【リベリオン】 フッ…わかったよ …さぁ、俺達は 黒奏官とやらに面会だ
【リベリオン】 …行くぜ!
【デュリン】 ティルフィング… 決して無理はしないで
【ティルフィング】 わかってる、早く行って
【ティルフィング】 私は真実を知りたいの… 邪魔をしないで!! ハァァァァァァーッ!!!
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