20022303 アイムールストーリー 『ヴァン★ガード』
【アイムール】 なっ、なぜ私を…
鬼になったマスターは、 息を切らせながらも しつこくアイムールを追いかけていた
【アイムール】 いくら追いかけてきても無駄です 諦めて他に行った方が…
【アイムール】 え?諦めない…? …どうして?
【アイムール】 一人でいる本当の理由…? それは…
【アイムール】 言いましたよね? 一人の方が効率的だと
【アイムール】 本当の…理由…
【アイムール】 本当は……
【アイムール】 傷つけたり… 傷つけられたり…したくない
【アイムール】 深く交われば…お互いが 傷ついてしまう事もある だったら…
選択肢:
- 友達は…悲しみを和らげてくれるよ → select_label_01へ
- 傷は治った時、強くなるんじゃない → select_label_02へ
- 面倒臭いほうが…心は動くんだよ → select_label_03へ
深く交われば…お互いが 傷ついてしまう事もある だったら…
select_label_01:
【アイムール】 悲しみの原因にもなるが… それを癒してくれることも…
select_label_02:
【アイムール】 人との関係も…修復した時が より強くなる…?
select_label_03:
【アイムール】 効率を求めるだけでは… 味気がないと…?
select_label_end:
【アイムール】 他人は破滅や堕落にも繋がるが… 友は…心の強さ、癒しに…
【アイムール】 マスターを追いかけた理由… 効率的だからと申しましたが… 本当は…
【アイムール】 楽しかったからかも知れません
【アイムール】 どこまでもしつこく… 私の心と繋がろうとして下さる マスターとの時間が…楽しかった
【アイムール】 私…これからは恐れずに、 自分から人と向き合ってみようと 思います…
【アイムール】 マスターが私に… そうしてくれたように… 自分から…
【アイムール】 それが私を… 強くしてくれる気がするから
鬼ごっこの中で彼女は、 新たなる奥義の境地に 目覚めたようだった
【アイムール】 新奥義… 『ヴァン★ガード』 完成です
【アイムール】 ありがとう、マスター 私の心と…繋がってくれて
【アイムール】 ふ…でも、申し訳ありません 心の迷いが晴れた私にタッチする ことはもう永久に不可能です
【アイムール】 このまま逃げ切らせて…
つまづき、手を付こうと マスターが手を伸ばす
その先には、 ちょうどアイムールのお尻が…
『むにゅ』
【アイムール】 …っ!! きゃあっ!!
【アイムール】 ほぉ…マスター… お尻も頭も固くない… すごく柔らかいよ…って…
【アイムール】 そんな言葉で誤魔化せたと お思いですかッ!?
【アイムール】 お待ち下さい、マスター! 私の清いお尻を 鷲掴みにするなんて!
【アイムール】 そのいやらしい手… 排除します!!
まるで戦闘マシーンのように 追いかけてくるアイムール
だが、その顔は先程のような 無表情ではなく、 むしろ活き活きとしていた
【アイムール】 逃げても無駄です! マスターのこと…地の果てまで 徹底的に追い掛けますから!!
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