20065205 ダグダ_教師ストーリー リヤカーインパクト
あれから1週間が過ぎた
一生懸命、グラウンドを 走っている生徒たち
それを先導しているのは、 マスターだ
【ダグダ】 はいは~い♪ いい感じだね~
みんなを見守るのは、 リヤカーに乗ったダグダ先生
【ダグダ】 この調子だと、 マラソン大会本番も 期待できそうね♪
そして、 その日はやってきた――
マラソン大会当日
【ダグダ】 がんばれ~~~
ダグダ先生の応援に背を押され、 懸命に走る生徒たち
それぞれ己のベストを尽くし、 ゴールテープを切るのだった
【ダグダ】 みんな、すごかったよ~
【ダグダ】 思った成績が残せた人も、 残せなかった人も オールオッケー!
【ダグダ】 誰一人手を抜かず、 一生懸命走ってたのは 先生が見てたからね
【ダグダ】 だから、どんな順位でも…
【ダグダ】 胸を張って!
…と、ひときわ 大きな胸を張って見せる ダグダ先生だった
大会終了後――
…はぁ ため息交じりに 教室に戻っているマスター
【ダグダ】 お~い、いい若者が なに溜息なんかついてんの?
そう言って、 マスターの背中を叩いたのは ダグダ先生だった
選択肢:
- だって…思ったより遅かったから → select_label_01へ
- だって…途中でコケちゃったから → select_label_02へ
- せっかく練習したのに…最下位… → select_label_03へ
そう言って、 マスターの背中を叩いたのは ダグダ先生だった
select_label_01:
【ダグダ】 言ったでしょ?全然OK!
select_label_02:
【ダグダ】 なのに、あのタイムはすごいよ
select_label_03:
【ダグダ】 じゃあ次は順位が上がるだけだね
select_label_end:
【ダグダ】 先生、知ってるよ
【ダグダ】 マスター君が 練習を仕切ってくれかたら、 みんなやる気になったって
【ダグダ】 君の真っすぐな応援が、 みんなにパワーを与えたんだよ
【ダグダ】 だから…
【ダグダ】 はい♪乗っていいよ 先生が教室まで運んであげる
リヤカーからピョンと降り、 先生が乗るように勧めてきた
あの、いつも楽したくて、 リヤカーから降りなかった 先生が…
【ダグダ】 言ったでしょ?
【ダグダ】 自主性を重んじる方針は変えない
【ダグダ】 時には導いてあげる
【ダグダ】 そして…
【ダグダ】 頑張った子は、 ちゃんと褒めてあげる
【ダグダ】 「リヤカーインパクト」
【ダグダ】 だって…
【ダグダ】 生徒も先生も関係ない 頑張る人を、 先生は尊敬してるから
屈託のない笑顔を 向けてくれるダグダ先生
【ダグダ】 お疲れ様 よく頑張ったね
マスターは少し照れつつも、 先生の押すリヤカーに揺られながら 心が温かくなるのだった
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