20102212 ウコンバサラ これからも頼ってね!
昼休みが終わる直前…
【ウコンバサラ】 はぁ、はぁ…! 疲れたぁ~~~…!!
【ウコンバサラ】 今日のキミ、想像以上に 不運に愛されてるね…?
【ウコンバサラ】 普通に運動するより 汗かいちゃったよ… 冷や汗も出たし…
校庭で会った二人は、 そのままマスターの教室へ 戻ろうとしたのだが
どこにいようと何をしようと、 次から次へ 不運に襲われるのだった
【ウコンバサラ】 これはさすがに異常だよ… 何か罰当たるような ことでもしたの?
特になにも、と 首を振るマスター
【ウコンバサラ】 そっかぁ… それだとなおさら 手の打ちようがないね
【ウコンバサラ】 あ、チャイムだ… 授業始まっちゃう
【ウコンバサラ】 ごめんね、いったんお別れ! クラスが一緒だったら 授業中も守れたんだけど…
【ウコンバサラ】 でも大丈夫! 授業が終わったら また迎えに―
【ウコンバサラ】 …っ!? 危ないっ!!
【ウコンバサラ】 くっ…! 気をつけて、 なにか変だよ!
二人の目の前には、 黒い霧を纏う生徒が たたずんでいた
【ウコンバサラ】 あの黒い霧…禍々しい感じがする もしかして、キミの不運って こいつが原因なんじゃ…?
【ウコンバサラ】 っ! 来るよっ!
【ウコンバサラ】 はぁっ、はぁっ…! なんて力だっ…
ウコンバサラの表情に 一抹の不安がよぎる
しかし―
【ウコンバサラ】 …ははっ
険しい顔ながらも、 ウコンバサラは 不敵な笑みを浮かべる
【ウコンバサラ】 心配ないよ、マスター 私を信じて!
【ウコンバサラ】 絶対に守るって決めたんだ… キミとの約束、 誰にも邪魔させはしない!
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