20111103 ワズラストーリー 『メガパニッシュ』
【ワズラ】
はぁ…！はぁ…！はぁ…！
【ワズラ】
！！
【ワズラ】
ま…待っててくれたんですか…
マスター…
「契約」の時間から、 １時間遅れてやってきた彼女
【ワズラ】
本当に…ごめんなさい！！
【ワズラ】
せっかく…マスターと交わした
契約なのに…
守れなかったなんて…ワズラ…
【ワズラ】
最低です…
本当に…ごめんなさい…
彼女の瞳から涙がこぼれ落ちる
選択肢:
- 丁度、その話がしたかったんだ → select_label_01へ
- 君が「契約」にこだわる理由、教えて → select_label_02へ
- 君にとっての「契約」って…なに？ → select_label_03へ
彼女の瞳から涙がこぼれ落ちる
select_label_01:
【ワズラ】
…え？その話って…「契約」…？
select_label_02:
【ワズラ】
「契約」とは…証だからです…
select_label_03:
【ワズラ】
本当に…大切なもの…
select_label_end:
【ワズラ】
ワズラが遅れてきたこと…
マスターは大したことないって、
そう仰って下さいますが…
【ワズラ】
契約に…大きいも小さいもありません
守れないのは…いけない事です…
なぜなら…
【ワズラ】
契約…
すなわち約束とは…
「盟友」の証だからです
【ワズラ】
それを守れないワズラは…
マスター…あなた様の友として…
ふさわしくないという事…
【ワズラ】
ワズラは…
信じて待っていてくれた友を…
裏切ってしまったのです…
自分のやってしまった事を悔い、 涙をこぼす彼女
でも、まぁ…僕なんか しょっちゅう守れてないし… とマスターが返す
【ワズラ】
お気遣い、ありがとうございます…
でも、これは…
自分の課したルールですから…
【ワズラ】
…え？
許す…？
で、でも…
【ワズラ】
…え…えぇ〜っ！！
【ワズラ】
ただし…
罰ゲームをやったら…
ですか…？
【ワズラ】
…ぐっ…でも…
…致し方ありませんね…
何なりと…
【ワズラ】
！！
【ワズラ】
キ…キス…？
そ、それは…！
【ワズラ】
いえ…それも…
い、致し方ありません…！
覚悟を決め、目を閉じるワズラ
【ワズラ】
…あ…
【ワズラ】
こ…この感触…
目を開けるワズラ すると、大爆笑のマスターの姿が
【ワズラ】
うぅ〜…！
額に落書きするなんて…！
【ワズラ】
契約を…
たがえましたね！
許しませんッ！！
力を込め、巨大なハンマーを 一気に振り下ろす それはマスターの頬を掠めて行った
【ワズラ】
もう…！こんなところで
奥義開眼だなんて…！
でも、せっかくだから…
【ワズラ】
この技…
『メガパニッシュ』と
名付けます！
それは彼女が 新たなる奥義に 目覚めた瞬間だった
【ワズラ】
でも、マスター…
恥ずかしくて、
つい怒っちゃいましたけど…
【ワズラ】
契約をたがえたワズラを
笑って許して下さって…
ありがとうございます！！
【ワズラ】
マスターのような優しさ、
心の寛大さを持つのも
大事だと気づきました！
【ワズラ】
時には契約に縛られ過ぎない…
大きな心を持っていきたいです！！
そう言って微笑んだ彼女の目に、 もう悲しみの色はなかった
【ワズラ】
じゃあ改めて…
契約して下さいますか？
【ワズラ】
次のデートを
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