20202202 学園_ハルパー 見えない意図
一時間後――
【ハルパー】
さっきからまったく指が
動いていませんが…
まさか寝ているのですか?
【ハルパー】
一対一の補習なのに?
教師の目の前で?
居眠りですか?
マスターは思いきり首を ぶんぶんと振って 起きているアピールをする
【ハルパー】
ではそのあり余る元気を
さっさとプリントにぶつけて下さい
教壇の上に腰を掛けて足を組み マスターを見下ろすハルパー…
愉快そうな薄ら笑い… マスターが苦しむのを 楽しんでいるようにすら見える
選択肢:
- なにかしましたでしょうか…? → select_label_01へ
- 自分、気に食わない生徒ですか…? → select_label_02へ
- いじりがいあるとか思われてます…? → select_label_03へ
愉快そうな薄ら笑い… マスターが苦しむのを 楽しんでいるようにすら見える
select_label_01:
【ハルパー】
あら、やましいことがあるのかしら?
select_label_02:
【ハルパー】
仮にそうだとしたらどうするの♪
select_label_03:
【ハルパー】
ずいぶん自意識過剰なのね♪
select_label_end:
【ハルパー】
私の様子を気にする余裕があるなんて
まだまだ頑張れそうね♪
本当に終わるまで 帰してくれない気らしい…
【ハルパー】
もしかして私と一緒にいたくて
わざと時間を稼いでいる
わけではありませんよね?
こんな調子で楽しそうなので つい勘違いしてしまいそうになるが…
ハルパーはSっ気があるとはいえ 無闇やたらに人を苦しめて 楽しむようなタイプではない
この一見無理矢理に見える補習にも おそらくなにか 意図があるはずなのだ…
【ハルパー】
…私も暇ではないので
そろそろ諦めたらどうです?
【ハルパー】
「自分は先生の貴重な授業での知識を
身につけていない愚か者です
次までに絶対習得してきます」
【ハルパー】
あなたがそう認めるならば
今日の補習は終わりにします
【ハルパー】
さあどうぞ
リピート・アフター・ミー?
Next: 20202203