202103020 シークレットリーエバーアフター(Secretly Ever After)(SEA編) 第5章 そして御旗は再び未来にはためく 第1話 そして御旗は再び未来にはためく-2
【マナナン】 わあっ! マスター、大丈夫?
【ミーミル】 ご安心下さい、マスター様っ た、直ちに治療致します
【ミーミル】 まず矢を抜いて…
【ミーミル】 いえ、その前に包帯を…
【ミーミル】 ああ、えっと…
【マナナン】 あっちの方から矢が飛んできたよね 悪い奴かなっ?暗殺かなっ?
選択肢:
- 落ち着いて → select_label_01へ
- 傷は浅いから… → select_label_01へ
まず矢を抜いて… いえ、その前に包帯を… ああ、えっと…
select_label_01:
【ミーミル】 すみません… ミーミルがしっかりしなければ いけませんのに…
【ミーミル】 …これで包帯も巻き終わりました あとは安静にしていれば――
選択肢:
- うぅっ… → select_label_02へ
- 苦しい… → select_label_02へ
あとは安静にしていれば――
select_label_02:
【ミーミル】 マスター様…!?
【マナナン】 顔色が悪いよ… 血が止まってないのかな?
【ミーミル】 そのようなことは… あっ、もしかして…
【スイハ】 その矢には毒を塗っておきました
【ミーミル】 アナタは、スイハさんっ どうしてこのようなことを…!?
【ミーミル】 そのお姿…もしや神令の力に…
【スイハ】 おや? あなたとは初対面のはずですけれど、 この姿を見知っているのですか?
【ミーミル】 えっ…? そういえば私、どうして スイハさんの姿を見て神令の力だと…
【スイハ】 ああ 余計なお喋りをしている暇は ありませんでした
【スイハ】 早くしないと… 毒がマスターの全身に回り、 死に至ります
【ミーミル】 そんなっ… 急ぎ、解毒をしなければ…
【ミーミル】 ええと、まず…ええと…
【スイハ】 残念ですが、 その毒は、あなたに解毒することは できません
【スイハ】 かといって助けを呼びに行っても、 その間にマスターは 命を落とすことでしょう
【ミーミル】 そ…そのようなこと… あってはなりません…! どうすれば…
【スイハ】 …………なるほど 直接見て、少しは感じられました やはり、必要なのですね
【スイハ】 今度こそ、私は仲間のためにっ
【ミーミル】 何か、仰いましたか…?
【スイハ】 あなた、お名前は?
【ミーミル】 私はミーミルと申します マスター様の専属補佐官です!
【ミーミル】 そんなことより、マスター様がっ
【スイハ】 ここに解毒剤があります これを飲ませれば 毒はたちどころに消えます
【ミーミル】 えっ? 本当ですかっ? どうか、それを…
【スイハ】 ミーミル あなたが私と一緒に来てくれるのなら これを差し上げましょう
【ミーミル】 私、ですか? そのくらいのことでしたら、 喜んでっ
【スイハ】 少し言葉が足りませんでした そちらのマスターとキル姫を置いて 一人だけでついて来て下さい
【ミーミル】 マスター様を置いて… そ、それは…
【スイハ】 時間はありませんよ 早く決めないと、マスターの命は――
【スイハ】 危ないですね 危うく解毒剤を 取り落とすところでした
【ミーミル】 マナナンさん…!
【マナナン】 ねぇねぇ、ミーミル そのキル姫と話すより 力尽くで奪った方が良いよ
【マナナン】 マスターを射たのは、そいつでしょ 言うこと聞かなくていいと思うな~
【スイハ】 そうですか… では、この解毒剤は 処分するとしましょう
【スイハ】 マスターのことは残念ですが…
【ミーミル】 ま、待って下さい…!
【スイハ】 何ですか?
【ミーミル】 約束、守って下さいますね? 私一人がアナタについていけば…
【スイハ】 はい この解毒剤を差し上げます
【ミーミル】 でしたら、アナタについていきます どうか解毒剤をお渡し下さい
【ミーミル】 マナナンさん マスター様のことをお願い致します
【マナナン】 うーん… ミーミルがそう言うなら…
【スイハ】 では、解毒剤はここに ミーミル、こちらへ
【ミーミル】 マスター様 少しの間、失礼致します
【マナナン】 何だか愉快じゃないなー… とりあえず、マスターにこれを 飲ませればいいんだよね
【マナナン】 飲めるかな? …ん?あっちから誰か来るみたい
【???】 ああっ どうやら、一足遅かったようです…
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