202207080 限定クエスト 夏祭りイベント アナタと巡り、見上げた大輪の花 -第1話 水遊びと涼風、祭の熱気- アナタと巡り、見上げた大輪の花 -第1話 水遊びと涼風、祭の熱気- 8 - 水遊びと涼風、祭の熱気-8 水遊びと涼風、祭の熱気-8 水遊びと涼風、祭の熱気-8
【ミーミル】 ニョイ子さんに教えていただいた 文面から推測致しますところ…
【ミーミル】 会場を仕切っている防護柵に沿って 歩いていけば何かが見つかるはずで ございます
【ミーミル】 ティルフィング様は何処に? …ああっ?
【ミーミル】 たくさんの風鈴が風に揺れています 揺れてっ
【ミーミル】 ああっ あっちでも こっちでも揺れて…
【ミネルヴァ】 そこのあなた ちゃんと周りを見て歩かないと 危ないですよ
【ミーミル】 あっ…! 申し訳ございません…
【ミネルヴァ】 いえ とてもきれいな風鈴ばかりですから 見惚れてしまうのも分かります
【ミーミル】 アナタはミネルヴァさんですね 私、ミーミルと申します
【ミネルヴァ】 ああ、あなたが… そちらはティルフィングの マスターですね
【ミーミル】 ミネルヴァさん、ひょっとして ティルフィング様に お会いになったのでしょうか?
【ミネルヴァ】 数日前、こちらの会場で何度か 見かけたことはありますけれど…
【ミネルヴァ】 今日は見ていませんよ 探しているんですか?
【ミーミル】 実は…
【ミネルヴァ】 なるほど かくれんぼですか…
【ミーミル】 手がかりがあれば、 教えていただきたいのです
【ミネルヴァ】 そうですね… 私は何も…あら?
【ミネルヴァ】 どうしたんですか、ニケ? …この紙片を私に?
【ミネルヴァ】 「防護柵に沿って 唯一つの風の音を探して」 と書いてあります
【ミーミル】 それは…ティルフィング様からの ヒントかもしれませんっ
【ミネルヴァ】 そうですか 分かりました では、私も手伝いましょう
【ミーミル】 よろしいのですか?
【ミネルヴァ】 困っている方を見過ごすことは できません
【ミーミル】 ありがとうございます とても心強いです
【ミーミル】 では、早速ですが この文章の意味を解読しないと いけません…
【ミネルヴァ】 それほど難しいものでは ありませんよ
【ミネルヴァ】 風の音を探す 一見、不自然な表現です 風はあちこちで吹いてますから
【ミネルヴァ】 でも、風によって音が鳴るもので 一つに特定できるものが ここにはありますよね
【ミーミル】 あ! 風鈴でございますねっ
【ミネルヴァ】 そうです そして唯一つの風の音を探してと ありますから…
【ミネルヴァ】 ここにあるたくさんの風鈴の中で、 一つだけ他とは違う音色をさせて いるものがあるということでしょう
【ミネルヴァ】 それを見つけるように 言っているのではありませんか?
【ミーミル】 さすがミネルヴァさんです!
【ミネルヴァ】 このくらい大したことでは ありません
【ミネルヴァ】 それでは、風鈴の音を 聞き比べていきましょう
【ミーミル】 全ての風鈴の音を、 覚えていられるでしょうか…?
【ミネルヴァ】 その必要はありません 違う音色は一つだけですから
【ミネルヴァ】 周りと違うものにだけ意識を 向ければ良いんです
【ミーミル】 やはりミネルヴァさんは 頭脳明晰でいらっしゃいます 大変、勉強になります
【ミネルヴァ】 さあ、ついてきて下さい 行こう、ニケ
【ミーミル】 マスター様、 とても心強いキル姫にお会いする ことができました
【ミーミル】 記録で存じてはおりましたが、 本当にミネルヴァさんは 頼りになる方なのですね
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