202292140 シークレットリーエバーアフター(Secretly Ever After)(SEA編) 第4章 それでも信じて踏み出す者達へ 第1話 それでも信じて踏み出す者達へ-14
【ヒョウハ】
そこだ!
【ミュルグレス】
ていっ!
【イージス】
無駄だ!
【マナナン】
それっ!
【ミーミル】 どうして皆さんが戦うことに…
【オルフェウス】
何やってるし!
【オルフェウス】
こんなところで戦うとか
あり得ないんだけど…!
【オルフェウス】
もちろん、どんな場所でも
争いはなしっしょ!
【ミーミル】 オルフェウスさんっ
【イチイバル】
来たね、オルオル
【オルフェウス】
戦いなんてつまんない…
あたしの歌で終わらせるっしょ!
【オルフェウス】
~~~♪~~~~♪
【ヒョウハ】
うおっ…
分かっててもすごいなっ
あたしの中の炎が…
【ヒョウハ】
ちっとも燃え上がらなくなる
…そうだよな
戦いなんて良くないよ
【ヒョウハ】
あたし達、友達だもんな
【イージス】
ふむ…
凄まじい効き目だな
これならすぐに――
【ミュルグレス】
ミュルも戦うのはやめよっと
イージス、仲良くしよ~っ
【イージス】
あのミュルグレスが何て素直に!?
これが音楽の力!
【ミュルグレス】
…な~んてね!
【イージス】
うわぁっ!?
何するのよ、ミュルグレス…
危ないでしょっ
【ミュルグレス】
フフッ
驚きすぎて素が出ちゃってるよ
イージス
【イージス】
えっ…?
そ、そんなことはないぞっ
私は絶対の盾としてだな…!
【オルフェウス】
ミュルミュル、
あたしの歌が届いてないのっ?
もっと…思いを込めて!
【オルフェウス】
~~~♪~~~~!!
【イージス】
ううむ…
これ以上の争いは
無意味な気がしてきたぞ
【ミュルグレス】
イージスには効いてるみたいだねっ
だけど~
【ヒョウハ】
おりゃぁ!
【マナナン】
おっと
アハハハ!
君、すごいねっ
【ミーミル】 えっ…?ヒョウハさんは オルフェウスさんのことを 友達だと言っていたのに…
【ミーミル】 どうして戦うことを やめていないんですか…?
選択肢:
- まさか、争う意思がない? → select_label_01へ
- もしかして、仲間のため? → select_label_01へ
どうして戦うことを やめていないんですか…?
select_label_01:
【イチイバル】
さすが、先生
鋭いね
キランッ☆
【ミーミル】 ヒョウハさんもミュルグレスさんも オルフェウスさんと争う意思は ないということですか…
【ミーミル】 では、お二人ともどうして このようなことを?
【オルフェウス】
ちょっと、ヒョウハ!?
イラッとしたんだけど…
【オルフェウス】
まだ足りないってこと?
いいよ…もっともっと歌うから
あたしの全てを出し切って!
【オルフェウス】
~~~~~~~~~~!!
【イチイバル】
そう…そうだよ、オルオル
フォルセティの力を
強く意識するんだ
【イチイバル】
それはキミの力じゃないことを
自覚してくれ!
【オルフェウス】
あたしは音楽で世界を平和に!
平和にぃっ!
うあああああああああああ!!
【オルフェウス】
あああああああ…あ…?
【オルフェウス】
う…あ…うあああああああっ…
【ミーミル】 オルフェウスさん…!?
【イージス】
どうした、オルフェウス!?
苦しいのかっ?
【オルフェウス】
ううっ…
何、これ…?
こんなの…違う…
【イチイバル】
…………!
【オルフェウス】
こんなの…あたしの求めてる…
音楽の力じゃ…ない…
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