Phantom of the Kill

Story scripts of Phantom of the Kill (ファントム オブ キル)

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210024212 レーヴァテイン ひとりでだいじょうぶ

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ある日のお昼時 レーヴァテインは 島の公園へやってきた

2100241.png 【レーヴァテイン】 ふうっ… ここならマスターに つきまとわれずにすむ…

2100241.png 【レーヴァテイン】 おせわするのはやめてって なんどもいってるのに…

2100241.png 【レーヴァテイン】 まぁ、ここまでくれば だいじょうぶだよね… さっそくおひるね…うん?

絶好のタイミングを 狙うかのように、 またもや異族が現れた

2100241.png 【レーヴァテイン】 はぁ…またじゃまするき? めんど…

2100241.png 【レーヴァテイン】 あんまり私をなめないでよ… すぐにやっつけてやるんだからっ

いつも戦っている異族 大した敵ではないと 思っていたが…

2100241.png 【レーヴァテイン】 …なっ!? くぅっ…しまったっ…!

異族は思った以上に手ごわく 数が多いため、 不覚にも囲まれてしまった

どうしよう… そう考えていた レーヴァテインだったが―

2100241.png 【レーヴァテイン】 マスター!? どうしてここに…?

2100241.png 【レーヴァテイン】 だ…だいじょうぶ! しんぱいはいらない…

2100241.png 【レーヴァテイン】 このくらい、私ひとりで… って、ひゃあああああっ!?

2100241.png 【レーヴァテイン】 ち、ちょっとっ! なんでだっこするの!? おろしてよっ!

レーヴァテインは思わず マスターの腕の中で暴れるが…

2100241.png 【レーヴァテイン】 …マ、マスター?

2100241.png 【レーヴァテイン】 なんで そんなふあんそうな かおしてるの…?

レーヴァテインはしばし マスターの目を見つめ… その想いを悟った

マスターは自分を甘く見て、 子どもあつかいしているのだと 思っていたが…

マスターはただ心の底から、 自分を心配して くれているだけなのだ…と

2100241.png 【レーヴァテイン】 …ふふっ そんな、なさけない かおしないでよ

2100241.png 【レーヴァテイン】 なんどもいうけど… 私、マスターがおもってるほど こどもじゃないんだから

2100241.png 【レーヴァテイン】 いぞくとだってたたかえる あなたのことも、 ちゃんとまもってみせる

2100241.png 【レーヴァテイン】 だから…しんじてっ! 私がたたかうところ、 みまもってて!

その力強い言葉を聞いた マスターはうなずき… レーヴァテインを下ろす

迫りくる異族達に、 レーヴァテインは真正面から 立ち向かうのだった

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