210122093 インテグラルノア編(擬彩されし不可逆世界編) 第12章 ラルゴカタストロフィ―暴走― 第2話 暴走の契機-9 戦闘後
【セファー】 はっ!
【フラベルム】 これでどうですか
【レーヴァテイン】 …………
【ミネルヴァ】 意外と押していますね お二人の連携がしっかりしているから 隙がありません
【ミネルヴァ】 異族もほとんど倒したようですし、 このまま押し切れればいいのですけど
【レーヴァテイン】 はぁ… しつっこいなぁ
【ミネルヴァ】 うっ… また、このプレッシャー…
【レーヴァテイン】 はあああああああああ!
【セファー】 それは知っています
【フラベルム】 野蛮な叫び声ですね
【レーヴァテイン】 ふぅん… 避けるんだ… でも!
【レーヴァテイン】 私も…こんなもんじゃないよ
【フラベルム】 それはこちらの台詞です 消えなさい!
【セファー】 この魔弾を受けても余裕でいられ ますか?
【レーヴァテイン】 くっ… 動きが読まれてる…
【ミネルヴァ】 驚きました… あの二人がここまでやるなんて
【奏官】 何だ…? 何か、おかしいぞ?
【ミネルヴァ】 どうかしましたか?
【奏官】 いや… さっきから…二人の様子が…
【ミネルヴァ】 二人…? フラベルムとセファーですか?
【フラベルム】 ふふっ どうしました? どうしたんですか、レーヴァテイン!
【フラベルム】 もっとです! もっと無様な姿を見せて下さい! 穢れし者に相応しい姿を!
【セファー】 ああ、知っています! わたくしは全てを知っています! 次の展開も!
【セファー】 どんな攻撃も牽制も作戦も見抜いて います!わたくしは何でも知って いるのですから!
【レーヴァテイン】 何なの…? 斬っても斬っても… あなた達、痛みを感じてないの?
【フラベルム】 おかしなことを言わないで下さい あなたの攻撃など通じるわけが ありません!
【フラベルム】 清浄でない者がわたくしに触れられる はずがないでしょう
【ミネルヴァ】 確かに二人とも様子が変です… まるで…戦うことに取り憑かれて いるような…
【ミネルヴァ】 まさか…!?
Next: 210122100