210141104 ティルフィング 『海浜ビーチ帝国の誇り』
数日後 マスターはあるものを握りしめて ティルフィングの元へ走っていた
【ティルフィング】
マスター？
どうしたんですか
そんなに急いで…
マスターは手を開いて ティルフィングにそれを見せる
【ティルフィング】
これは…！
さっきビーチを歩いていたら この「願いがかなう貝殻」を 見つけたのだ、とマスターは話す
【ティルフィング】
すごいです…！
また見つかるなんて…！
マスターは、驚いている彼女に 願い事があるんだろ？と 貝殻を手渡す
【ティルフィング】
わ…！
ありがとうございます…！
【ティルフィング】
じゃあ、一緒にこの貝殻を
海に投げ入れましょう！
マスターは、投げ入れる？と 首を傾げる
【ティルフィング】
はい。この貝殻は
願い事をして海に投げると
願いがかなうと言われているんです
マスターは、なるほど、と納得 二人で願い事をして 貝殻を海に投げ入れることにする
【ティルフィング】
マスター、何を願いますか？
選択肢:
- みんなが幸せでいられるように → select_label_01へ
- みんなが元気でいられるように → select_label_02へ
- 二人でまたいい思い出が作れるように → select_label_03へ
マスター、何を願いますか？
select_label_01:
【ティルフィング】
はい…！それが一番です…
select_label_02:
【ティルフィング】
そうですね。怪我なく元気に…
select_label_03:
【ティルフィング】
マスター…！はい、そうですね…！
select_label_end:
マスターも、ティルフィングに どんな願い事をするの、と 聞いてみる
【ティルフィング】
私の願いは…
ティルフィングは おずおずと口を開き…
【ティルフィング】
わ、私はマスターのことが…
ティルフィングが打ち明けようとした その時、大きな波音がして 声がかき消されてしまう
マスターは 願い事を聞き返すが…
【ティルフィング】
も…もういいじゃないですか
さぁ、早く貝殻を投げましょう…！
ティルフィングはそう言うと 神妙な顔で大きく深呼吸をする
【ティルフィング】
私たちの願いが…
どうかかないますように…！
ティルフィングは真剣な面持ちで 力いっぱい貝殻を投げる
その時、ティルフィングの身体が光り 新たな技『海浜ビーチ帝国の誇り』を 会得した…！
【ティルフィング】
マスター…
ティルフィングは マスターに向き直ると まっすぐに見上げてくる
【ティルフィング】
この力は…
私の叶えたかった願いが
届いたからかもしれません
【ティルフィング】
私はこれからも
アナタのそばで
ずっとアナタを守ります
【ティルフィング】
この力で守り続けます！
誇らしげに話す彼女に マスターは 頼りにしてるよ、と伝える
【ティルフィング】
お任せください
以前も今も、この先もずっと…
【ティルフィング】
私はアナタの剣ですから…！
Next: 210141110