210182061 インテグラルノア編(擬彩されし不可逆世界編) 第18章 ×××アポカリプス 第2話 支えるために-6 戦闘前
【ヴォータン】 おのれっ…
【グングニル】 この我が… 完全にはまだ遠いか…
【アロンダイト】 抵抗は無駄です 消えて下さい
【町人達】 ひぃぃぃぃっ…!
【アロンダイト】 さあ、滅びなさい 不義にまみれた世界の住人達よ
【ハリー】 ダーイン!
【ダーインスレイヴ】 任せよ
【アロンダイト】 また邪魔者ですか 消えて下さい
【ダーインスレイヴ】 そうはいかないな マスターの頼みだ
【アロンダイト】 マスター…?
【ダーインスレイヴ】 そうだ わたしが剣を捧げたマスターが 人々を守るよう仰せだ
【ダーインスレイヴ】 だから、わたしは立ち向かう そういうことだよ
【アロンダイト】 マスターの頼み… はぁ…
【アロンダイト】 では、世界の終わりを始めましょう
【アロンダイト】 そこ…
【ダーインスレイヴ】 ぐぅっ!
【アロンダイト】 その程度ですか 無様ですね
【ハリー】 ダーイン…!
【ダーインスレイヴ】 大丈夫だ、ハリー… わたしは…必ずおぬしを守るっ
【アロンダイト】 …あれがあなたのマスターですか? まだ、幼い…
【ダーインスレイヴ】 幼くとも、立派に務めを果たした わたしの自慢のマスターだよ
【アロンダイト】 そうですか… では…消えて下さい
【ハリー】 あっ…
【ダーインスレイヴ】 させるものかっ わたしの命に代えても、 マスターは守ってみせる…!
【アロンダイト】 無理です
【ダーインスレイヴ】 うっ…
【アロンダイト】 無駄です
【ダーインスレイヴ】 くっ!
【アロンダイト】 やめてください
【ダーインスレイヴ】 ガハァッ…!
【ハリー】 ダーイン…! もういいよ… このままじゃ君が…
【アロンダイト】 その少年の言う通りです あなたごときが私に勝てるわけ ありません
【アロンダイト】 さあ、どいてください 先にその少年から終わらせます
【ダーインスレイヴ】 くくっ… わたしも低く見られたものだな
【ダーインスレイヴ】 ハリー、心配することはない おぬしはわたしが必ず守り抜く
【ダーインスレイヴ】 どうしたアロンダイト? わたしにどいて欲しいのなら、 力尽くでやるがいい
【ダーインスレイヴ】 それとも怖じ気づいたか? 何を恐れている?
【ダーインスレイヴ】 先程から、わたしのマスターを 随分と気にしているようではないか おぬしの古傷にでも触れたか?
【アロンダイト】 …………!
【ダーインスレイヴ】 では、次はわたしが、 おぬしに消えない傷を与えてやろう
【アロンダイト】 やめてください いい加減にしてください うあああああ!
【アロンダイト】 はぁっ…はぁっ…はぁっ…! 思い上がるな…!
【アロンダイト】 あなたが…あなたごときが…!
【アロンダイト】 私の為し得なかったことを、 成し遂げようとするなあああアア!!
【アロンダイト】 スベテヲ…コワス! オマエヲ! セカイヲ!
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