210202051 インテグラルノア編(擬彩されし不可逆世界編) 第20章 絶望の終焉…そして 第2話 遺されたもの-5 戦闘前
【ティルフィング】 ますます海が荒れてきました… これは…
【アルマス】 この荒れ具合だと、あっちの島が 水没するかも… 変な異族も現れてるし…
【ラグナロク】 まるで世界の終わりね…
【アルマス】 もちろん、そんなことにはならない わよね 私達がさせないっ
【ラグナロク】 そうよ いつだって私達は希望の御旗を ここに掲げるの!
【ラグナロク】 世界の終わりが来ようとも、 終焉ごと打ち払ってみせる!
【ティルフィング】 黒い霧を纏った異族を倒しながら、 状況を整理していきましょう
【ティルフィング】 えっ? 今のは…
【アルマス】 私の声…? それに、この感覚は…
【ラグナロク】 伝わってくるわ こことは別の世界で起きている “終焉”との戦い…
【アルマス】 これって、絶・一大事よ! 助けに行かないとっ
【ティルフィング】 落ち着いて下さい、アルマス 私達もこの世界を守らなければ いけません
【アルマス】 そうだけど… 何かできないのっ?
【グランテピエ】 できるよ!
【アルマス】 お姉ちゃん!
【グランテピエ】 アルマスも感じた、よね? “終焉”に抗うキル姫にとって、 一番大切なものは…
【アルマス】 希望ね! 希望の力で、世界の終わりっていう 絶望に対抗するのよ
【グランテピエ】 うん、その通り だから私達は、ここから希望を 示せばいいんじゃない、かな
【ラグナロク】 さっき、別世界のキル姫と繋がった 感覚があったわ
【ラグナロク】 それを通じて、私達の思いが伝われば “終焉”に対抗する力に変換できる はずよ
【ティルフィング】 では、島中のキル姫に声を届け ましょう
【アルマス】 絶・燃えてきたわよ!
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