210231102 アスカロン 負けられない想い
アスカロンを追いかけたマスターは 外れのプールサイドの端で ようやくその姿を見つける
【アスカロン】
うぅ…
そして、泣きそうな顔で歩く アスカロンの肩を叩く
【アスカロン】
あ…マスター…
【アスカロン】
あの…
今回は他の姫達を誘ってください…
プールで遊びたくないの？ と、マスターは言うが…
【アスカロン】
すみません、マスター
どうしても足がすくんで…
【アスカロン】
呪いが解けて巨人になって
しまったら…私、マスターを
傷つけてしまうかもしれないんです…
呪いに打ち勝つには 気持ちで負けてちゃダメだ、と マスターは諭す
【アスカロン】
…そうですよね
でも…
選択肢:
- どうしても無理かな？ → select_label_01へ
- ずっと呪いに怯え続けるの？ → select_label_02へ
- 僕も協力するよ → select_label_03へ
…そうですよね でも…
select_label_01:
【アスカロン】
無理、じゃないと思いたいです…
select_label_02:
【アスカロン】
いえ…いいえ…！
select_label_03:
【アスカロン】
そんなご迷惑を
おかけするわけには…
select_label_end:
【アスカロン】
自信…
いつかティルフィングみたいに なりたいんだろう、と マスターは続ける
すると…
【アスカロン】
ティルフィングさんみたいに…
アスカロンは伏せていた顔を パッと上げた
【アスカロン】
そうですよね…！
呪いを克服するなら
怯えてちゃダメですよね…！
アスカロンは宣言すると 元気よくプールサイドに戻っていく
【アスカロン】
うぅ…
プールに戻ったものの アスカロンは まだ不安そうにしている
大丈夫、と マスターが気遣うと…
【アスカロン】
が、頑張ります…
アスカロンは精一杯強がりながら 震える手でマスターの手を ぎゅっと握ってくる
【アスカロン】
い、行きます…！
アスカロンがぎこちない足取りで プールに近づくと…
【アスカロン】
ひゃあっ！
足を滑らせて プールに落ちそうになってしまう
危ないっ！と マスターがとっさに アスカロンを捕まえるが…
二人はそのまま 一緒にプールに落ちてしまった
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