210231104 アスカロン 『神聖プール王国の誓い』
足の状態も良くなったマスターが 改めて、遊ぼうと誘うと…
【アスカロン】 うぅ…
アスカロンはうなずきながらも まだプールサイドで足を震わせている
心配するマスターに アスカロンは申し訳なさそうに 眉を下げる
【アスカロン】 さっきは呪いを抑えられましたけど また解けそうになるかも…
【アスカロン】 やっぱり、こういうところで遊ぶのは 今の私には…
さっき抑えることができたのだから 次だって大丈夫、とマスターは 励ます
【アスカロン】 でも…
マスターは暗い顔のアスカロンを さっと抱き寄せ そのままプールへと飛び込む
【アスカロン】 …きゃっ!?
【アスカロン】 な、なにするんですか…!?
マスターは、せっかく来たんだから 呪いのことは忘れて 一緒に楽しもう、と語りかける
【アスカロン】 マスター…
呪いが出たら僕が支えるから、と マスターはアスカロンに笑いかける
最初は上手くいかなくても 少しずつ前に進めばいい…
アスカロンにも普通の女の子と 同じように楽しんで遊んで欲しい とマスターが伝えると
【アスカロン】 うぅ… マスター…!
【アスカロン】 ありがとうございます、マスター…! 私、目いっぱい 楽しみたいと思います!
【アスカロン】 あ、私…! マスターへの感謝で 胸がいっぱいになったら 新しい力が湧いてきました…!
それは…まさしく彼女が新たなスキル 『神聖プール王国の誓い』に 目覚めた瞬間だった
【アスカロン】 マスター、さあ遊びましょう! 一緒に…!
マスターは、子どもみたいにはしゃぐ アスカロンと一緒に 日が暮れるまで思いっきり楽しんだ
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