210300031 限定クエスト イースターイベント イースター・シンフォニーストーリークエスト イースター・シンフォニー ストーリークエスト 3 - 第2話「無敵の剣」 2018イースター_EP2 「無敵の剣」戦闘前
そして、イースター当日…
マスターはクラウ・ソラスの手伝いを 一段落させたあと、カラドボルグの 買い出しに付き合うことに
【カラドボルグ】 料理の準備はほぼ終わっているの でも、パーティーの料理とは別に、 少し買い足したいものがあるのよ
イースターの衣装を着たカラドボルグ その格好は街で目立ちすぎるのでは…
と心配したマスターだったが、 それは杞憂に終わる
【カラドボルグ】 イースターですもの、 街の人も仮装してるから大丈夫よ! でも、やっぱり私が一番可愛いわね
そういう意味では目立ってるかも、 それで、今日はどんな料理を出すの? とマスターはカラドボルグにたずねる
【カラドボルグ】 うふふ、そうね イースターのパーティーだから ケーキやオムレツ、パンを用意したわ
【カラドボルグ】 あとは、うさぎや卵の形をした チョコレートやクッキーもあるわよ
【カラドボルグ】 でも、いま私が欲しいものは、 そういうものじゃないの
【カラドボルグ】 クマとライオンのクッキーでしょ、 それから栗蒸し羊羹とマーラーカオと お粥はちょっと無理かしら…
カラドボルグは、そう言いながら イースターとは関係なさそうな お菓子や雑貨を次々に買い足していく
【カラドボルグ】 買い物はこれでよし、と… 木の実と鳥の羽を 集めれば終わりかしら
【カラドボルグ】 マスター、森に行きましょう! あと少しだから、がんばってね
森に向かう途中、ふと疑問をいだいた マスターが、イースターって こんなものも必要なの?ときいてみる
【カラドボルグ】 うふふ…もちろんよ♪ きっと楽しいパーティーになるわ! 私を信じてくれるでしょ?
うん、もちろん信じてるよ、と 返事をするマスター
クラウ・ソラスの方も もう準備は終わったかなぁ、と マスターがつぶやくと…
【カラドボルグ】 ちょっと、マスター… 私といるのに、クラウ・ソラスの ことを考えるなんてやめてちょうだい
でも、カラドボルグも気にならない? とマスターがたずねる
【カラドボルグ】 心配しなくても大丈夫よ あの子、真面目なだけが取り柄だもの ちゃんとやっているに決まってるわ
あの…クラウ・ソラスとは、 なんでそんなに仲が悪いの?と マスターは思い切って聞いてみた
【カラドボルグ】 あはは、はっきり言うわね、マスター クラウ・ソラスとは長い付き合いなの あの子が私をライバル視しているだけ
【カラドボルグ】 さっきは、マスターへの想いを 軽んじられたから、 つい私もカッとなってしまったけど…
【カラドボルグ】 私はライバルのつもりはなくってよ だって、私の方がすぐれてるのは 明らかでしょ?
【カラドボルグ】 でも、私には敵わないってだけで、 クラウ・ソラスは強くて真面目だし、 かわいいところも、それなりにあるわ
カラドボルグがクラウ・ソラスを そんな風に思っているなんて意外だな とマスターは思った
【カラドボルグ】 生真面目すぎて不器用なところも あるけど、『不敗の剣』と呼ばれるに ふさわしい実力の持ち主だわ
【カラドボルグ】 ただ、口うるさいのはダメ、無理 私が服を脱いだだけで、 大騒ぎして怒るんですもの!
それはだれでも大騒ぎするよ、 その点はクラウ・ソラスと 同じ意見だなと、マスター
【カラドボルグ】 まぁ、マスターったら! 似合わない服を着るより、裸の方が 美しいのだから脱ぐのは当然ですわ
考えるなんてやめてちょうだい などと言いながら 自分から話を続けるカラドボルグに
クラウ・ソラスと いいライバル関係なんだなと 思わざるを得ないマスターだった
【カラドボルグ】 さて、森に着いたわね マスター、この青くて美しい 鳥の羽を探してくださる?
あたりを見回し、鳥の羽根がたくさん 落ちている場所を発見したマスターは あそこだ、と近寄っていく
【カラドボルグ】 マスター、止まって!
マスターが慌てて足を止めると、 目の前に異族が飛び降りてきた
【異族】 グギャアアア!!
【カラドボルグ】 無敵の刃受けてみなさい! やぁっ!!
Next: 210300033