210300061 限定クエスト イースターイベント イースター・シンフォニーストーリークエスト イースター・シンフォニー ストーリークエスト 6 - 第５話「ハッピー・イースター！」 2018イースター_EP5 「ハッピー・イースター！」戦闘前
マスターがお茶を用意する間、 カラドボルグとクラウ・ソラスは 同じテーブルで待っていた
【カラドボルグ】
……
【カラドボルグ】
ねぇ、クラウ・ソラス
この会場のことなんですけど…
【クラウ・ソラス】
なんだ？
なにか問題でも？
【カラドボルグ】
いいえ、とても素敵で可愛いわ！
あなたもやればできるじゃない…！
【カラドボルグ】
その衣装もいいわね、好きだわ
とても似合っているわよ
【クラウ・ソラス】
え？
そ、そうか…？
それは、よかったよ、うん
二人のぎこちない会話が しばらく続いたあと…
お待たせ、といいながら マスターは淹れたての紅茶を 二人の前に置く
【カラドボルグ】
ああ、おいしい紅茶…
疲れが癒されるわ
【カラドボルグ】
そうだマスター
あのケーキは食べた？
私の自信作なのよ！
あ、あのケーキはまだかも、と マスターが答える
【カラドボルグ】
あら大変！
なくなる前に食べてちょうだい！
ほら、行きましょう！
カラドボルグは席を立ち、 マスターの腕を持ってケーキへと誘う
一人残されたクラウ・ソラスは、 ふと目の前にある花瓶を見て気がつく
【クラウ・ソラス】
この花瓶の色使い…
そうか、思い出したぞ！
ちょうどその時、 ケーキを食べ終えたマスターが、 テーブルへと戻ってきた
【クラウ・ソラス】
なぁ、マスター
私に隠していることがあるだろう？
え、き、急にどうしたの、と 明らかに動揺してしまうマスター
【クラウ・ソラス】
単刀直入に言おう、花瓶のことだよ
あれはカラドボルグのものだろう？
【クラウ・ソラス】
居室にあったものだな、
ドアが開いていて見たことがあるよ
気を悪くしたならごめんね、と 謝るマスターに クラウ・ソラスは笑って答えた
【クラウ・ソラス】
ははっ
カラドボルグに指示されたのだろう
私が嫌がる、とでも言われたかい？
【クラウ・ソラス】
『エッグハント』も花瓶の件も、
今日はカラドボルグに
やられっぱなしだな
クラウ・ソラスも、がんばったと 思うけど、とマスターは言うが…
【クラウ・ソラス】
いいや、マスター
今日の成功はカラドボルグのおかげだ
礼を伝えてくる
そういって立ち上がり、 カラドボルグを探すクラウ・ソラス
【クラウ・ソラス】
やあ、カラドボルグ…
声をかけて近づこうとしたその時、 クラウ・ソラスの上を 大きな影がよぎる
なぜか気になって空を見上げると 料理の香りに誘われてきたらしい 異族の姿があった
カラドボルグめがけて降りてくる 異族を空中でとらえ、 地面に叩きつけるクラウ・ソラス
【クラウ・ソラス】
クラウ・ソラス、参る！
はあっ！
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