210801031 インテグラルノア編(擬彩されし不可逆世界編) 第8章 ビギニング・オブ・ジ・エンド 第1話 幾つかの答え-4 戦闘前
【ティルフィング】 地上世界ではコマンドキラーズが 彼女達の計画を進めています
【アルテミス】 全てのバイブスとキラーズを ユグドラシルに還す… そういう計画でしたよね?
【ティルフィング】 はい… そうすることでユグドラシルを 活性化させようとしています
【ティルフィング】 神々の黄昏《ラグナロク》 計画というようですね
【ティルフィング】 ただ…予想よりも計画は進んで いません 強い抵抗に遭って…
【パラシュ】 地上世界の奏官達はそんなに 強かったかな?
【ティルフィング】 大半は彼女達に太刀打ちできない ようですけれど…
【ティルフィング】 連携して対抗している者達が 意外な程、善戦しています
【ティルフィング】 それに、キラーメイルが数人、 彼らに手を貸しているようで…
【アルテミス】 キラーメイルがっ? 彼らは皆、魔獣化してしまった はずですよ…
【マサムネ】 もしや…魔獣化を解く術が 開発されたというのか…!?
【ティルフィング】 あるいは…ええ… デュリン…ヴァリン博士はずっと 気に病んでいましたから…
【ティルフィング】 私と別れた後も、研究を続けていた のかもしれません
【ティルフィング】 アルマスだって――
【パラシュ】 彼女のことはもういいよ それよりコマンドキラーズの計画が あまり進んでいないのは好都合だ
【アルテミス】 そうですね 私達の計画を邪魔される心配が 減ります
【アルテミス】 ティルフィング、今のうちに 私達も動きましょう
【ティルフィング】 もちろん、そのつもりです 今度こそユグドラシルを――
【マサムネ】 何事だ!?
【奏官達】 一気に突入だー!! インテグラルキラーズを討つぞ!
【奏官達】 ウオオオオオオオオオ!!
【マサムネ】 拙者の城に押し入るとは、 見上げた根性だ
【奏官達】 いたぞ! インテグラルキラーズだっ
【奏官達】 よくも散々やってくれたな! だが、貴様らもここまでだ!!
【奏官達】 反撃開始だ! まとめて倒してやるっ
【マサムネ】 ほほう… 見たところ、以前、逃げ出した者達 ばかりのようだが
【マサムネ】 こちらが劣勢になったと見て、 戻ってきたようだな
【奏官達】 エンシェントキラーズのお陰で 世界の崩壊は免れた! 貴様らの負けだ!
【奏官達】 デオン達「オリュンポスの座」に ばかり美味しいところを持って いかれてたまるか!
【パラシュ】 やれやれ… 彼らを突き動かしているのは 理想ではなく功名心だね
【パラシュ】 そんなもの、ボクの敵じゃないよ
【アルテミス】 せっかく来てくれたんです 皆、新世界の礎になっていただき ましょう
【奏官達】 恐れることはないぞ! 人数はこっちの方が圧倒的に 有利なんだからな!
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