210902051 インテグラルノア編(擬彩されし不可逆世界編) 第8章 ビギニング・オブ・ジ・エンド 第2話 為すべきこと-5 戦闘前
【ツカサ】 こっちだよ! ここからは電車に乗っていく
【クレイ】 ふぅ… やっと一息つけるのかな
【クレイ】 “大罪”の獣に乗ってきたお陰で かなり速く移動できたけれど…
【ヴァナルガンド】 マスターさん、顔色が悪いですよ 乗り心地、悪かったですか?
【クレイ】 ははは… 何度も乗りたくはないかな…
【エンクウ】 この獣達にも少し無理をさせて しまった かたじけない
【ムラマサ】 主君のためですから、 お気になさらず!
【ツカサ】 僕はかなり楽しかったよ また乗せてね、アフロディーテ
【アフロディーテ】 あらぁ♪ マスターとなら、いつでも、 どこまででも
【ツカサ】 ティファレトは怖くなかった?
【ティファレト】 それは大丈夫です… ただ、“大罪”は私とあまり 相性が良くないようですね…
【ツカサ】 ああ、それはごめん…
【ツカサ】 さあ、みんな! 電車に乗り込んでっ 中心部まであと少しだ
【エンクウ】 ふむ… これは快適だな
【クレイ】 このまま何事もなく中心部に 着いてくれればいいんだけど…
【ヴァナルガンド】 マスターさん… 残念ながら、そうもいかないようです
【魔獣】 ギャアアアアアアア!!
【ムラマサ】 外に魔獣が!
【ツカサ】 まずいな… 車体や線路を破壊されたら 大事だ
【クレイ】 一度、電車を止めよう! 外に出て魔獣を打ち倒してくる
【エンクウ】 それが上策であろう 拙僧も参る!
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