210902061 インテグラルノア編(擬彩されし不可逆世界編) 第8章 ビギニング・オブ・ジ・エンド 第２話 為すべきこと-6 戦闘前
【ツカサ】 僕が裏切り者か… 一応、証拠があるのか聞いておこう
【シタ】
証拠は、正にこの現場を押さえた
ことです
【シタ】
あなたは中心部を治める立場に
ありながら、余所者を、それも
悪魔の力を持つ者達を招き入れました
【シタ】
これは中心部を脅かす行い
わたし達のマスターに叛逆を
企てているものと見なします
【ミトゥム】
…って、ことだ！
ミトゥムにはよく分かんなかったけど
お前達は悪者だから、ぶっ飛ばす！
【シタ】
ミトゥムちゃん
話し方に気をつけてね
【ミトゥム】
あわわわっ…
ぶっ飛ばしますでございます
うふふふっ
【ツカサ】 しらじらしいな 悪魔の力というのなら…
【ツカサ】 僕がアフロディーテを連れている ことは前から知っていただろう 今更だよ
【ツカサ】 僕が邪魔になったのなら、 はっきりそう言うと良い 前から疎んじていたくせにっ
【エンクウ】 ツカサ殿、落ち着かれよ いたずらに事を荒立てても 益はない
【クレイ】 ここで君が彼女達に楯突いたら、 本当に叛逆したという口実を 与えることになるよ
【ツカサ】 だからって、大人しく従えるわけが ないだろう！？ 僕はティファレトを…
【エンクウ】 そうだ そなたには為すべきことがある
【クレイ】 だから、ここは私達の出番なんだ 君は手を出しちゃいけない
【エンクウ】 拙僧達に任せて、先に行け！
【ツカサ】 エンクウ… クレイ…
【アフロディーテ】
うふふふっ♪
ティファレトには悪いけれど、また
わたしの獣に乗ってもらえるかしら？
【ティファレト】
構いません
どうか、連れていって下さい
【ツカサ】 二人とも、ありがとう ここは任せたよ！
【グラム】
行かせはしないよ、
お嬢さん方！
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