220021104 アイムール 『ジャングル連合の絆』
ジャングルでの戦いから数日後…
【アイムール】
…………
密林特有のカラフルな花々の中で アイムールは鳥のさえずりに 耳を澄ませていた
【アイムール】
あの鳥は食べると
中々に美味しいですよ…
と言うのは、風情がないでしょうか
【アイムール】
…冗談です
サバイバルでもないのに
野鳥に手をかけるなどしません
あの日からずっと アイムールはそわそわとしていた
それこそ冗談を言うくらい どこか様子がおかしい…
【アイムール】
今日…改めて遊びに連れてきてくれて
ありがとうございました、マスター
【アイムール】
あの日は否定しましたが
こうやって自然と触れ合うのは
心の安らぎにつながります
アイムールは逡巡し、そして…
【アイムール】
自然と触れ合う…いえ
一人で触れ合っても、きっと
安らぎには感じませんでした
【アイムール】
い、妹のヤグルシが
言っていたのですが…
【アイムール】
マスターと居たから…
安らぎにつながるということは
好意と同じことだと…
【アイムール】
いままで私はそんなふうに
マスターへの感情を認識したことが
…正直ありませんでした
【アイムール】
仲間…家族…
さまざまな愛情や感情が
ありますが…
【アイムール】
マスターへの感情を
好意と認めることも必要だと…
妹に教えられました
【アイムール】
私は改めてこの好意を持って
マスターを追いかけようと思います
【アイムール】
私に足りない部分を
教えてくれる
大きな背中を追い…
【アイムール】
平和を願うマスターの
敵を殲滅するために
走ります
【アイムール】
ふふ…妹の言った通りでした
【アイムール】
認識し、口にして伝えることは
大切なんですね…
【アイムール】
新スキル『ジャングル連合の絆』
こんな力が湧いてきました
【アイムール】
マスター…
自覚するのが遅い私ですが
好意から逃げずにいてください
【アイムール】
いえ…
逃げても…追い続けて
そばにいますけれども…
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