220051103 ミトゥム 『夏嵐進遊猟』
異族の出現に 目を輝かせて駆けるミトゥムを マスターは慌てて追う
【ミトゥム】
なあ、マスター
あれは狩っていいんだよな！？
そう異族の集団を指すミトゥムに…
選択肢:
- 様子を見よう！ → select_label_01へ
- 頼んだよ！ → select_label_02へ
- 暴れすぎないで！ → select_label_03へ
そう異族の集団を指すミトゥムに…
select_label_01:
【ミトゥム】
んな呑気なこと言ってられっかよ！
select_label_02:
【ミトゥム】
っしゃー！
やっと暴れられるぜ！
select_label_03:
【ミトゥム】
んなこと言われても
抑えられっかわかんねーよ
select_label_end:
【ミトゥム】
さっきからあれもこれもダメって
ストレス溜まってたんだよな～
【ミトゥム】
力も有り余ってる気がするし
渾身の力で倒してやるぜ！
ミトゥムは、 チラリとマスターを見ると…
【ミトゥム】
どぅおらぁぁぁ！！
ミトゥム様の力、
目に焼きつけとけよ！！
渾身の力を一気に放つと 荒れ狂う嵐のような攻撃とともに 一瞬で目の前の異族を蹴散らす
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【ミトゥム】
どうだマスター！
ミトゥム様の、
『夏嵐進遊猟』の威力は！！
満足気に笑顔を浮かべて 駆け寄るミトゥムに マスターがあっけにとられていると…
【ミトゥム】
…んだ、だんまりかよ
頑張ったのに
ミトゥムは、わずかに口を尖らせる
【ミトゥム】
…どうなんだよ
すごかったのかすごくなかったのか
それくらい言えんだろ？
我に返ったマスターは すごくて言葉が出なかったとねぎらう
とたん、ミトゥムの顔に 満面の笑みが広がった
【ミトゥム】
だっろー！？
【ミトゥム】
異族がどんだけ襲ってこようが
ミトゥム様にかかれば
ひとたまりもないって事よ
口調は相変わらず自信たっぷりだが ミトゥムの頬が わずかにピンク色に染まっている
戦闘中の凄まじい強さと 普段の子供っぽさのギャップに 驚きながらも
そんなミトゥムを微笑ましく思う マスターだった
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