220101101 ウコンバサラ 仕事のことは忘れて
【ウコンバサラ】
うわ～海だ！
潮風が気持ちいい～！
胸いっぱいに潮風を吸い込んで 背伸びをするウコンバサラ
【ウコンバサラ】
マスター
今日は海水浴に
誘ってくれてありがとう
【ウコンバサラ】
波の音を聞いているだけで
ワクワクしてくるよ
しかし… 彼女はあたりを見回しながら だんだん不安な表情になっていく
【ウコンバサラ】
…あれ？
このビーチ、誰もいない…
【ウコンバサラ】
他のキル姫はどこにいるの…？
不思議そうに首をかしげる彼女に マスターは…
【ウコンバサラ】
…えっ！？今日は、
ふたりで海水浴しようって！？
【ウコンバサラ】
それは…
思い詰めたように黙るウコンバサラ マスターがどうしたのか尋ねると
【ウコンバサラ】
キミが一緒にいたいって
言ってくれるのは嬉しいけど
【ウコンバサラ】
こういうのは良くないよ
【ウコンバサラ】
だって…遊びながらじゃ
仲間を守れないでしょ？
【ウコンバサラ】
私はキミを守るって誓ってるから…
二人きりでは遊べない
うつむくウコンバサラに マスターは軽く笑う
【ウコンバサラ】
…あっ
キミ、なんで笑って！
【ウコンバサラ】
あ、相変わらずって…
私は真剣に仲間を守りたいだけ…！
いつも真剣だからこそ、 たまには息を抜こう…
ずっと気を張っていたら 肝心な時に疲れてしまうよ、と マスターは話す
【ウコンバサラ】
でも…
もし、キミが
危ない目にあったらどうするの？
【ウコンバサラ】
え…
キミも周りによく注意するし
危険な時はすぐ避難する…？
【ウコンバサラ】
それに側を離れない…？
【ウコンバサラ】
そっか…う～ん…
キミがそこまで言うなら…
【ウコンバサラ】
わかった
せっかく誘ってくれたんだもんね
今日は一緒に遊ぼう！
【ウコンバサラ】
でも、私はず～っと
キミから目を離さないからね！
マスターは笑顔で頷きながらも 今日は、ウコンバサラに 楽しんでもらいたいと思案した
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